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掲載日:2024年4月2日
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わがまち防犯隊とは、地域で自主的に防犯パトロールや子どもの見守り活動などの防犯活動を行う団体(自主防犯活動団体)の皆さんのことです。県では、平成17年度に愛称を公募し、翌年度に「わがまち防犯隊」と決定しました。
現在、県内では約6,000団体が街頭パトロールなどの防犯活動をしています。
この団体数は、2位の東京都を大きく引きはなし、日本一なんです!(令和5年12月末現在)
わがまち防犯隊の多くは、自治会により組織されていますが、PTAや商店会などによるものもあります。警察官と違って犯罪を取り締まることはできませんが、犯罪を寄せつけない地域づくりにとても大きな効果があるんです。あなたのまちでも、一度は見たことがありますよね!
※わがまち防犯隊の活動が街頭犯罪などを抑止することで、警察官はより重い犯罪に取り組むことができます。
するとさらに犯罪が減少します。このような協働により、埼玉県では良い循環がうまれています。
埼玉県では、様々な方法でわがまち防犯隊を支援しています。その主なものをご紹介します。
防犯に関する県政出前講座
県の職員が地域で行われる集会や学校の授業などに伺い、県政について分かりやすく説明する取組です。防犯に関する講座は「特殊詐欺被害防止ワークショップ」と「防犯のまちづくり出前講座」の2つをご用意しています。
わがまち防犯隊レベルアップセミナー
県内すべてのわがまち防犯隊を対象に、パトロール技術のレベルアップを目指すセミナーを埼玉県警察本部と共催で開催します。
他にも、積極的に活動している優れた団体の表彰や、イベントでの防犯講演会の開催などで後押ししています。
このように、わがまち防犯隊、警察、県や市町村が連携・協力して犯罪抑止に取り組んだ結果、埼玉県の治安は良くなってきています。
埼玉県は、昭和60年頃から犯罪件数が増加傾向にあり、平成10年頃から急増します。
平成16年には1年間で18万1,350件の犯罪が発生し、ピークに達しました。これは、毎日約500件、およそ3分に1件のペースで犯罪が発生していたことになります。
しかし、わがまち防犯隊や警察などの取組の結果、平成17年以降は減少に転じます。令和5年は4万9653件となっておりますが、ピーク時の4分の1以下となっています。
わがまち防犯隊は、犯罪が減少しはじめた平成17年頃から団体数を大きく増やし、活動を広げています。
このように、わがまち防犯隊をはじめとした様々な主体による取組の結果、県内の犯罪は減少傾向にあります。
しかし、現在も依然多くの犯罪が発生しています。今後もさらなる努力が必要です。
埼玉県から犯罪が少なくなっているのは、様々な人たちの努力があってこそ。
日本一を誇るわがまち防犯隊も、もちろんそのひとつです。
このページの下記メニューより、あなたのまちで活躍するわがまち防犯隊の皆さんの活動を紹介する記事と、県の各地域振興センター管内ごと市町村別の団体紹介をご覧になれます。
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