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掲載日:2024年1月26日
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令和4年度「埼玉県荻野吟子賞」受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。
名知 仁子(なち さとこ)氏
医師。約11年間勤務した大学病院を辞め、平成14年に国境なき医師団に参加し、ミャンマー難民の支援活動に携わる。ミャンマーの人々が自立して生きられる道を一緒に創るため、平成24年に「NPO法人 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」を設立。ミャンマーの無医村で巡回診療を行い、これまで40,000人以上を診察。手洗いなど保健衛生の指導や有機野菜栽培の農業指導も行っている。
令和3年2月以降、政情不安定な同国において、自身も病と闘いながら、献身的な活動を継続している。(狭山市出身)
村田 里依(むらた りえ)氏
(株)Tao Corporation 代表取締役。狭山ケーブルテレビ(株)人事総務部長。令和3年5月(株)Tao Corporationを設立。SAITAMA Smile Women ピッチ2021にて「優秀賞」受賞。平成25年に罹患した乳がん治療の為に行った自身の抗がん剤治療経験を活かし、脱毛や薄毛になった方が治療をしながら仕事を継続できるよう、「長時間着用できるスーツに似合うケア帽子」を開発、販売。
自身の闘病を内外に公表しながら、がん治療と就労の両立支援への理解を深め、共生社会の実現に寄与している。
また、狭山ケーブルテレビ(株)の人事総務部長として、働き方改革・女性活躍推進にも尽力している。(狭山市在住)
株式会社井口一世 所沢事業所(所沢市)
金属部品製造販売業。男性が多い業界である製造業において、熟練の職人技や力仕事に頼らない「新しい製造業」を実践し、文系大学出身の若い女性社員も大型製造機で製造を担当するなど、性別に関わらず社員が活躍し、製造業の「3K」イメージを払拭している。
女性が使いやすいトイレや階段のステップの高さへの配慮など、事業所内の環境整備や、ジョブローテーションを行い、急な休みも他の人がカバーできる体制をつくり、男女ともに働きやすい職場としている。
医療法人娯生会(小川町)
クリニック・介護施設。『家庭』と『仕事』、どちらも大切にするという法人の考えのもと、職員の負担軽減のためにICT、IoTを積極的に活用し、スマートフォン1台で業務を完結させることを目標としている。音声入力AIアプリやオンライン会議等を導入し、全てのセクションで女性が活躍できるよう支援している。
従事する業務に関わらず資格を保有している場合には資格手当を支給、資格取得に対する奨学金制度も実施し職員のスキルアップを支援している。
「短時間勤務」や「介護助手」といった、職員のライフステージに合わせた勤務形態が可能となっている。
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