第73回埼玉県統計グラフコンクールの結果について

はじめに

「埼玉県統計グラフコンクール」は、統計グラフの作成を通じて統計への理解と関心を深めていただくことを目的に、昭和25年から実施していて、今回で73回目を迎えました。

応募・審査状況

埼玉県、埼玉県教育委員会及び埼玉県統計協会が開催しました「第73回埼玉県統計グラフコンクール」には、県内の小・中・高校生を中心に317点の作品、529人の応募がありました。
  令和5年9月13日、15日にこれらの作品を審査し、埼玉県知事賞（1等）、埼玉県教育長賞（2等）、埼玉県統計協会会長賞（3等）の入賞28作品及び埼玉県統計教育研究協議会が会長賞として贈呈する奨励賞作品5点を選出しました。
  このコンクールは全国コンクールの第一次審査を兼ねており、各部門の上位の作品20点を、公益財団法人統計情報研究開発センター主催の「第71回統計グラフ全国コンクール」に出品した結果、6点が入賞(入選1点、佳作5点)しました。

 
 第73回埼玉県統計グラフコンクール入賞作品一覧（PDF：186KB）

 

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審査員

 金銅   孝 （埼玉県統計教育研究協議会 顧問）

 石川 顕一（埼玉県統計教育研究協議会 会長）

 中里 こず恵（埼玉県教育局市町村支援部義務教育指導課 指導主事）

 伊藤 佳子（埼玉県総務部統計課 課長）

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応募数と審査結果

応募・審査結果一覧表

部門	応募作品数	応募者数	応募学校数	1等 作品数	2等 作品数	3等 作品数	奨励賞 作品数
第1部(小学校1、2年生の児童)	26	38	17	1	1	3	1
第2部(小学校3、4年生の児童)	91	167	35	1	1	3	1
第3部(小学校5、6年生の児童)	68	129	37	1	1	3	1
第4部(中学校の生徒)	58	91	12	1	1	3	1
第5部(高等学校以上の生徒、学生及び一般)	4	5	1	1	1	1	0
パソコン統計グラフの部(小学校の児童以上)	70	99	21	1	1	3	1
合計	317	529	延べ 123 実質   79	6	6	16	5

 

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審査総評 

 低学年の作品には日常生活の中で気づいたことや観察したことなど、子供の世界でしか知り得ないことがグラフを通じて表現されていました。学年が上がるにつれ、取り上げる主題が身の回りの事象から社会へ、日本から世界へと変化していき、社会的な問題への興味や関心を持って作品の作成に取り組んでいることが伺えました。

今後も日常の中に潜む諸問題から課題を見つけて調査・観察をし、自分の疑問を統計グラフを使って分析・追求した作品が増えることを期待しています。

また、話題性や作品全体の配色、グラフの配置など、作品を見る側が容易に理解できるように意識された作品をお待ちしています。

 

 

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