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ページ番号:9108
掲載日:2017年1月16日
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「統計からみた埼玉県のすがた2001」の概要
「統計からみた埼玉県のすがた」は、県民生活に関わりの深い様々な分野にわたり、本県の統計数値の全国での順位や関連する県内の統計数値をあわせて示し、「統計からみた」埼玉県のすがたを県民の方々に理解してもらうために、新しい形で編集したものです。
8つの大項目で編集していますが、主なものを取り上げると次のとおりです。
「気象庁年報」によると、平成12年の埼玉県(熊谷地方気象台観測)の平均気温は、平年値よりも1.3℃高い15.5℃で、全国第27位でした。
また、快晴日数は54日で、前年より13日減ったものの前年に引き続き全国第1位でした。
※各都道府県値は、原則として各県庁所在地の観測地点による。(関連ページ4~5)
「国勢調査」によると、平成12年10月1日現在の埼玉県の総面積は3,797.30平方キロメートルで全国第39位でしたが、人口密度は1平方キロメートルあたり1,827.1人で全国第4位でした。
また、「社会生活統計指標」によると、可住地面積割合は66.9%で全国第2位でした。(関連ページ8~9)
「国勢調査」によると、平成12年10月1日現在の埼玉県の人口は6,938,006人で前回調査時(平成7年)に引き続き全国第5位でした。
人口は、第1回調査から一貫して増加を続けていますが、増加率は昭和45年をピークに低下傾向にあり、平成12年は過去最低となりました。
人口を年齢別に見ると、生産年齢人口(15歳~64歳)が全体の72.2%を占め、この割合は全国第1位でした。
また、平均年齢は39.6歳で、前回調査時よりも2.2歳上昇したものの沖縄県に次いで全国で2番目に低い順位でした。(関連ページ10~15)
※昭和20年は、11月1日に行われた人口調査による人口。
「人口動態統計年報」によると、平成12年の埼玉県の出生数は66,376人、死亡数は40,486人で、それぞれ全国第5位、第7位でした。
人口千人当たりの出生率は前年よりも0.1ポイント上昇して9.7で全国第15位でしたが、合計特殊出生率は0.07ポイント上昇して1.30となったものの第43位と低い順位でした。
なお、人口千人当たりの死亡率は5.9で昭和60年以降、昭和62年を除いて最下位が続いています。(関連ページ20~23)
「医療施設(動態)調査・病院報告」によると、平成12年10月1日現在の埼玉県の病院数は367か所、一般診療所数は3,525か所でどちらも全国第6位でした。
「患者調査」によると平成11年の人口10万人当たりの受療率は、入院が743、外来が4,521でそれぞれ全国第46位、第42位と低い順位でした。(関連ページ30~31)
「社会福祉行政業務報告」によると、平成12年度の埼玉県の児童相談所相談受付件数は、前年度より1,415件増えて14,214件で全国第9位でした。
「埼玉の児童相談」によると、児童相談所での相談受付件数は、平成3年度以降12,000件前後で推移していましたが、平成12年度にはじめて14,000件を超えました。
相談内容別受付件数では、養護相談(虐待相談や父母による養育困難などの環境的問題による相談)が3,149件で前年度の1.3倍となったことが目立ちます。
なお、養護相談のうち虐待に関する相談は1,186件で前年度の1.7倍と大きく増加しました。(関連ページ36~37)
「社会福祉施設等調査報告」によると、平成11年10月1日現在の埼玉県の特別養護老人ホーム施設数は、前年よりも12か所増えて153か所で全国第7位、老人日帰り介護施設数は6か所増えて206か所で全国第10位でした。(関連ページ38~39)
「社会福祉行政業務報告」によると、埼玉県の平成12年度の月平均被保護実世帯数は前年度より2,203世帯増加し、20,836世帯となり全国第9位でした。
人口千人当たりの被保護実人員(保護率)は4.5で全国第33位でした。(関連ページ44~45)
「学校基本調査」によると、平成13年5月1日現在の埼玉県内の国・公・私立の学校数は、小学校840校、中学校439校、高等学校212校でした。
児童・生徒数は、小学校404,800人、中学校205,656人、高等学校198,407人で、児童・生徒数の減少傾向が続いています。
校長、教頭を含めた本務教員数は、小学校18,555人、中学校11,588人、高等学校11,903人でした。
「平成13年度学校保健統計調査報告書」により、埼玉県の小学生の身長・体重の変化をみると、小学校1年生(6歳)では、身長・体重とも男子のほうが上回っていますが、小学校6年生(11歳)では身長・体重とも女子が上回りました。(関連ページ50~55)
「消費者物価指数年報」によると、平成12年平均の浦和市の消費者物価指数(平成7年=100)は、総合指数が前年より0.8ポイント下落して100.9となり、全国第40位でした。
消費者物価指数を経年推移で見ると、全国と同様に平成10年を頂点に2年連続の下落となりました。
(関連ページ68~69)
「全国消費実態調査報告」によると、平成11年の埼玉県のパソコンの普及率は、平成6年に行われた前回調査より25.6ポイントと大きく上昇して44.2%となり、全国第4位でした。
(関連ページ72~73)
総務省総合通信基盤局の資料によると、平成12年度末の埼玉県の携帯電話とPHSの合計加入数は前年度よりも55万件増えて3,294,962件となりました。
埼玉県の一般加入電話数は緩やかに減少しており、平成11年度末には携帯電話とPHSの合計加入数とほぼ同じに、また、平成12年度末には携帯電話だけの加入数より少なくなりました。
平成12年度末の携帯電話加入数は、平成7年度末の7.3倍とも急激に増加しています。(関連ページ88~89)
「交通年鑑」によると平成12年中に埼玉県で発生した交通事故は人身事故50,441件(全国第6位)、死者389人(全国第5位)、負傷者は63,333人で、前年と比較して死者は21人減少したものの、人身事故、負傷者ともに15%増加し、県の交通統計史上最高を記録しました。(関連ページ92~93)
「平成12年の犯罪」によると、平成12年の埼玉県の刑法犯認知件数は前年より13,870件増加し、156,842件で過去最高となりましたが、前年と同じく全国第5位でした。
罪種別には窃盗犯が129,917件で全体の82.8%を占めました。
また、刑法犯検挙件数は26,239件で、順位は前年よりも2つ上がって全国第6位でした。(関連ページ94~95)
「就業構造基本調査報告(全国編)」により埼玉県の産業別就業者数の推移をみると、1次産業就業者数は昭和43年当時は32万人でしたが、平成9年には3分の1程度に減少し、11万人となっています。
2次産業就業者数は昭和52年頃から徐々に増加し、平成9年には126万人となりました。
3次産業就業者数は昭和54年頃から急激な伸びを示し、平成9年には229万人となり、全産業に占める割合は62.6%になりました。(関連ページ104~105)
「事業所・企業統計調査報告」によると、平成11年7月1日現在の埼玉県内の民営の事業所数は260,667事業所で平成8年10月1日の前回調査に比べ3.8%減少しています。
従業者数は2,275,605人で、同じく前回調査に比べ5.5%の減少となりました。(関連ページ106~107)
「さいたまの県民経済計算1998」によると、平成10年度の埼玉県の実質経済成長率は△2.2%でした。
すべての生産活動によって生み出された粗付加価値の合計である県内総生産=県内総支出(名目)は、19兆9,636億円で前年度比1.2%減と昭和55年度の推計開始以来初めてのマイナス成長となりました。
県内総支出(実質)も2.2%減となり、2年連続の下落となりました。
県民所得(分配)は22兆6,136億円で、前年度比2.1%減となり、1人当たり県民所得は、総人口が増加したにもかかわらず県民所得が減少したことから、前年度比2.7%減の328万円で、2年連続の減少となりました。(関連ページ116~117)
「平成12年度都道府県決算状況調」によると、埼玉県の平成12年度普通会計決算額は1兆7,480億円で全国第7位でした。
地方税歳入額は6,995億円で全国第5位となっています。
また、「平成12年度都道府県財政指数表」によると、平成10年度から平成12年度の3か年平均の埼玉県の財政力指数は、0.65で全国第6位でした。(関連ページ120~121)
埼玉県選挙管理委員会(市町村課)の資料によると、埼玉県議会における女性議員数は、昭和50年から2人の状況が続いていましたが、平成3年に4人、平成7年に5人、平成11年には10人が当選し、議員定数の10.6%になりました。(関連ページ124~125)
「野菜生産出荷統計」によると、埼玉県の平成11年産農作物では、「ブロッコリー」が14,400tで全国収穫量の17.2%を占め、5年連続全国第1位となり、「ほうれんそう」「ねぎ」「きゅうり」「かぶ」は第2位でした。
「園芸統計」によると、「プリムラ類」が4,940千鉢で全国出荷量の31%を占め第1位、「チューリップ」(切り花)は第2位でした。(関連ページ128~129)
「平成11年工業統計表(品目編)」によると、埼玉県の製造品出荷額等が全国第1位のものは、「そう(惣)菜」65,974百万円、「炭酸飲料」73,536百万円、「ふとん(羊毛ふとんを含む)」11,987百万円、「飲料用プラスチックボトル」43,019百万円、「携帯電話機、PHS電話機」164,226百万円、「節句人形、ひな人形」10,534百万円などとなっています。(関連ページ130~131)
項目 |
1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
---|---|---|---|---|---|
人口(人) |
浦和市 |
川口市 |
大宮市 |
川越市 |
所沢市 |
人口増減率(%) |
大井町 |
栗橋町 |
和光市 |
戸田市 |
大里村 |
平均年齢(歳) |
大滝村 |
名栗村 |
神泉村 |
東秩父村 |
吉田町 |
外国人人口(人) |
川口市 |
浦和市 |
大宮市 |
草加市 |
川越市 |
世帯数(世帯) |
浦和市 |
川口市 |
大宮市 |
所沢市 |
川越市 |
出生数(人) |
浦和市 |
川口市 |
大宮市 |
所沢市 |
越谷市 |
婚姻数(組) |
川口市 |
浦和市 |
大宮市 |
所沢市 |
越谷市 |
持ち家比率(%) |
名栗村 |
鳩山町 |
川里村 |
都幾川村 |
吉見町 |
都市公園面積(ha) |
滑川町 |
熊谷市 |
浦和市 |
大宮市 |
吉見町 |
農業粗生産額(千万円) |
深谷市 |
岡部町 |
川越市 |
本庄市 |
羽生市 |
製造品出荷額等(万円) |
狭山市 |
川口市 |
川越市 |
大宮市 |
上尾市 |
年間商品販売額(万円) |
大宮市 |
浦和市 |
川口市 |
川越市 |
熊谷市 |
※市町村名は、調査時点の名称で表記しています。
資料:1~5・8「国勢調査報告」、6・7「人口動態統計年報結果表」、9「埼玉県の都市公園」、
10「埼玉農林水産統計年報」、11「工業統計調査結果速報」、12「埼玉県の商業(商業統計調査結果報告)」
参考
1 全国第1位から第3位の項目(掲載順)
項目 |
埼玉県の数値(対象時) |
順位 |
---|---|---|
日平均雲量<1.5(快晴日数) |
54日(平成12年) | 第1位 |
自然災害り災世帯数 |
1,073世帯(平成12年) | 第3位 |
自然災害り災者数 |
2,821人(平成12年) | 第3位 |
可住地面積割合 |
66.9%(平成12年10月1日) | 第2位 |
生産年齢人口構成比 |
72.2%(平成12年10月1日) | 第1位 |
核家族世帯割合 |
65.5%(平成12年10月1日) | 第1位 |
他都道府県からの転入者数 |
182,894人(平成12年) | 第3位 |
共同募金実績総額 |
1,203,678,752円(平成12年度) | 第3位 |
行動者率・旅行・行楽(総数) |
86.9%(平成8年10月1日) | 第2位 |
行動者率・国内旅行(観光旅行) |
64.5%(平成8年10月1日) | 第1位 |
図書館数 |
129館(平成11年10月1日) | 第2位 |
公害苦情件数 |
8,615件(平成12年度) | 第1位 |
光化学スモッグ注意報発令日数 |
40日(平成12年度) | 第1位 |
家庭業務用プロパンガス販売実績 |
631,301t(平成11年度) | 第1位 |
火災損害額 |
7,837,672千円(平成12年) | 第3位 |
通勤通学時間 |
0.46時間(平成8年10月1日) | 第1位 |
市の数 |
41(平成13年10月1日) | 第1位 |
ほうれんそうの収穫量 |
37,000t(平成11年) | 第2位 |
ねぎの収穫量 |
54,200t(平成11年) | 第2位 |
きゅうりの収穫量 |
69,500t(平成11年) | 第2位 |
かぶの収穫量 |
18,500t(平成11年) | 第2位 |
ブロッコリーの収穫量 |
14,400t(平成11年) | 第1位 |
プリムラ類の出荷量 |
4,940千鉢(平成11年) | 第1位 |
チューリップ(切り花)の出荷量 |
22,200千本(平成11年) | 第2位 |
米菓の出荷額 |
24,522百万円(平成11年) | 第2位 |
和風めんの出荷額 |
27,334百万円(平成11年) | 第2位 |
そう(惣)菜の出荷額 |
65,974百万円(平成11年) | 第1位 |
炭酸飲料の出荷額 |
73,536百万円(平成11年) | 第1位 |
成人女子・少女用学校服上衣・オーバーコート類の出荷額 |
2,134百万円(平成11年) | 第2位 |
ふとん(羊毛ふとんを含む)の出荷額 |
11,987百万円(平成11年) | 第1位 |
黄板紙、チップボールの出荷額 |
4,245百万円(平成11年) | 第1位 |
平版印刷物の出荷額(オフセット印刷物) |
404,636百万円(平成11年) | 第3位 |
おう版印刷物の出荷額(グラビア印刷物) |
70,467百万円(平成11年) | 第2位 |
医薬品製剤の出荷額(医薬部外品製剤を含む) |
608,571百万円(平成11年) | 第2位 |
シャンプー、ヘアリンスの出荷額 |
46,118百万円(平成11年) | 第2位 |
プラスチック成形材料の出荷額 |
68,599百万円(平成11年) | 第1位 |
飲料用プラスチックボトルの出荷額 |
43,019百万円(平成11年) | 第1位 |
アルミニウム・同合金鋳物の出荷額 |
36,960百万円(平成11年) | 第1位 |
金属製サッシ・ドアの出荷額 |
26,668百万円(平成11年) | 第2位 |
自動販売機の出荷額 |
54,320百万円(平成11年) | 第2位 |
携帯電話機、PHS電話機の出荷額 |
164,226百万円(平成11年) | 第1位 |
デジタルオーディオディスクプレーヤの出荷額 |
123,265百万円(平成11年) | 第1位 |
自動車用内燃機関の部分品・取付具・付属品の出荷額 |
208,507百万円(平成11年) | 第3位 |
軽快車、ミニサイクル、マウンテンバイクの出荷額 |
21,084百万円(平成11年) | 第1位 |
医療用機械器具、同装置の出荷額 |
53,599百万円(平成11年) | 第3位 |
写真装置、同関連器具の出荷額 |
40,460百万円(平成11年) | 第2位 |
節句人形、ひな人形の出荷額 |
10,534百万円(平成11年) |
第1位 |
2 全国第45位から第47位(最下位)の項目(掲載順)
項目 |
埼玉県の数値(対象時) |
順位 |
---|---|---|
平均年齢 |
39.6歳(平成12年10月1日) | 第46位 |
死亡率 |
5.9‰(平成12年) | 第47位 |
受療率(入院)(人口10万対) |
743(平成11年10月) | 第46位 |
国民健康保険1人当たり費用額・療養諸費合計(医療費) |
288,221円(平成11年度) | 第45位 |
1人当たり教育費(小学校) |
716,363円(平成10年度) | 第47位 |
就職率(一般職業紹介求職者) |
3.3%(平成12年度平均) | 第45位 |
衆議院議員小選挙区投票率 |
58.49%(平成12年6月25日選挙) |
第45位 |
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