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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成23年7月号)
1.県推計人口について
- 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年7月1日現在推計人口は7,203,065人で前月と比べ、213人増加した。この内訳は、自然増減551人の増加(出生4,928人、死亡4,377人)、社会増減338人の減少(転入22,498人、転出22,836人)であった。なお、世帯数は2,982,855世帯であった。
平成22年国勢調査速報結果
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2.毎月勤労統計調査(5月)から
賃金指数(現金給与総額)は増加に転じる。労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き増加。
- 毎月勤労統計調査の平成23年5月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は251,310円、総実労働時間数は135.7時間、推計常用労働者数は1,869,321人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は0.8%増加、賃金指数(定期給与)は0.1%増加、賃金指数(所定内給与)は0.9%増加、労働時間指数(総実労働時間)は0.3%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は3.2%減少、常用雇用指数は1.2%増加した。
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3.県鉱工業指数(5月)から
生産・出荷とも2か月連続で上昇
- 平成23年5月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産92.4、出荷82.3、在庫76.6、在庫率110.7で、前月と比べ生産は9.7%の上昇、出荷は8.1%の上昇、在庫は0.3%の低下、在庫率は21.1%の低下となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、一般機械工業などが上昇し、精密機械工業、食料品工業などが低下に寄与した。
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4.消費者物価指数(5月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は変動がなく、対前年同月比は0.2%上昇
- 平成23年5月分のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で99.3となり、対前月比は変動がなく、対前年同月比は0.2%上昇した。対前月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」などが上昇し、「食料」などは下落している。
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5.家計調査(5月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で2.6%の増加
- 平成23年5月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、430,945円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は313,974円で、実収入に占める割合は72.9%(前年同月75.0%)であった。
- 消費支出は329,590円で、前年同月に比べて2.6%増加し、実支出(446,561円)に占める割合は73.8%(前年同月73.2%)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は105.0%(前年同月91.1%)であった。
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