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早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成23年6月号)
1.県推計人口について
- 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年6月1日現在推計人口は7,202,852人で前月と比べ、1,098人増加した。この内訳は、自然増減136人の増加(出生5,023人、死亡4,887人)、社会増減962人の増加(転入26,603人、転出25,641人)であった。なお、世帯数は2,981,576世帯であった。
平成22年国勢調査速報結果
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2.毎月勤労統計調査(4月)から
賃金指数(現金給与総額)は減少に転じる。労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少。常用雇用指数は引き続き増加。
- 毎月勤労統計調査の平成23年4月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は254,825円、総実労働時間数は144.1時間、推計常用労働者数は1,855,379人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は0.3%減少、賃金指数(定期給与)は0.2%増加、賃金指数(所定内給与)は0.6%増加、労働時間指数(総実労働時間)は1.7%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は9.0%減少、常用雇用指数は1.5%増加した。
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3.県鉱工業指数(4月)から
生産・出荷ともに前月に比べ上昇
- 平成23年4月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産84.2、出荷76.1、在庫76.8、在庫率140.3で、前月と比べ生産は4.6%の上昇、出荷は1.7%の上昇、在庫は0.5%の低下、在庫率は12.5%の低下となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、一般機械工業などが上昇し、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業などが低下に寄与した。
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4.消費者物価指数(4月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は0.3%上昇、対前年同月比は変動なし
- 平成23年4月分のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で99.3となり、対前月比は0.3%上昇、対前年同月比は変動がなかった。対前月比が0.3%上昇となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」、「交通・通信」などが上昇したことが要因となっている。
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5.家計調査(4月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で2.4%の増加
- 平成23年4月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、533,709円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は455,812円で、実収入に占める割合は85.4%(前年同月85.9%)であった。
- 消費支出は346,958円で、前年同月に比べて2.4%増加し、実支出(424,855円)に占める割合は81.7%(前年同月82.7%)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は76.1%(前年同月78.3%)であった。
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