早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成22年4月号）

1.県推計人口(4月1日現在)から

県人口717万9千人、世帯数293万8千世帯

• 平成22年4月1日現在の推計人口は、7,179,020人（男3,609,490人、女3,569,530人）で、前月に比べ5,266人(0.07％)増加した。この内訳は、自然増減243人の増加（出生5,237人、死亡4,994人）、社会増減5,023人の増加（転入56,729人、転出51,706人）であった。なお、世帯数は2,938,844世帯であった。

ページの先頭へ戻る

2.毎月勤労統計調査(2月)から

賃金指数（現金給与総額）は減少に転じ、労働時間指数（総実労働時間）は引き続き増加、常用雇用指数は引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成22年2月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は242,920円、総実労働時間数は138.9時間、推計常用労働者数は1,827,199人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.7％減少、賃金指数（定期給与)は1.8％減少、賃金指数（所定内給与）は2.5％減少、労働時間指数（総実労働時間）は0.5％増加、労働時間指数（所定外労働時間）は9.5％増加、常用雇用指数は1.0％減少した。

ページの先頭へ戻る

3.県鉱工業指数(2月)から

生産は前月に引き続き上昇

• 平成22年2月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産88.5、出荷83.6、在庫65.1、在庫率112.8で、前月と比べ、生産は2.9％の上昇、出荷は▲0.2%の低下、在庫は2.4%の上昇、在庫率は0.1%の上昇となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、一般機械工業・食料品工業などが上昇に寄与し、化学工業・印刷業などが低下に寄与した。

ページの先頭へ戻る

4.消費者物価指数(2月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.1%下落、対前年同月比は1.6%下落

• 平成22年2月分のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で98.8となり、対前月比は0.1%下落、対前年同月比は1.6%下落した。対前月比が0.1%下落となった内訳を寄与度でみると「食料」、「被服及び履物」などが下落したことによる。

ページの先頭へ戻る

5.家計調査(2月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で2.2％の減少

• 平成22年2月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、600,871円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は513,058円で、実収入に占める割合は85.4％（前年同月84.4％）であった。
• 消費支出は302,265円で、前年同月に比べて2.2％減少し、実支出に占める割合は77.5％（前年同月78.9％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は58.9％（前年同月68.8％）であった。