早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年11月号）

1.県推計人口(11月1日現在)から

県人口717万人、世帯数292万世帯

• 平成21年11月1日現在の推計人口は、7,172,779人（男3,607,386人、女3,565,393人）で、前月に比べ2,417人(0.03％)増加した。この内訳は、自然増減1,092人の増加（出生5,175人、死亡4,083人）、社会増減1,325人の増加（転入26,373人、転出25,048人）であった。なお、世帯数は2,925,039世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(9月)から

賃金指数（現金給与総額）、労働時間指数（総実労働時間）及び常用雇用指数とも引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年9月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は246,897円、総実労働時間数は139.8時間、推計常用労働者数は1,852,442人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.8％減少、賃金指数（定期給与)は2.2％減少、賃金指数（所定内給与）は1.2％減少、労働時間指数（総実労働時間）は2.5％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は9.2％減少、常用雇用指数は0.8％減少した。

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3.県鉱工業指数(9月)から

生産指数、出荷指数が上昇

• 平成21年9月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産83.3、出荷80.4、在庫71.8、在庫率149.8で、前月と比べ、生産は2.3％、出荷は3.6％上昇となり、在庫は6.4％、在庫率は4.2％低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、化学工業、輸送機械工業などが上昇に寄与し、一般機械工業、プラスチック製品工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(9月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.1％上昇、対前年同月比は2.0％下落

• 平成21年9月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で100.1となり、対前月比は0.1％上昇、対前年同月比は2.0％下落した。対前月比が0.1％上昇となった要因は、「被服及び履物」「家具・家事用品」などが上昇したことよる。

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5.家計調査(9月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で30.7％の増加

• 平成21年9月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、543,059円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は448,825円で、実収入に占める割合は82.6％（前年同月83.5％）であった。
• 消費支出は405,591円で、前年同月に比べて30.7％増加し、実支出に占める割合は81.1％（前年同月80.5％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は90.4％（前年同月81.2％）であった。