早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年7月号）

1.県推計人口(7月1日現在)から

県人口716万人、世帯数291万世帯

• 平成21年7月1日現在の推計人口は、7,164,458人（男3,603,904人、女3,560,554人）で、前月に比べ2,497人(0.03％)増加した。この内訳は、自然増減994人の増加（出生5,139人、死亡4,145人）、社会増減1,503人の増加（転入25,916人、転出24,413人）であった。なお、世帯数は2,915,045世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(5月)から

賃金指数（現金給与総額）、労働時間指数（総実労働時間）及び常用雇用指数とも引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年5月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は248,794円、総実労働時間数は133.5時間、推計常用労働者数は1,836,678人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は1.5％減少、賃金指数（定期給与)は0.1％増加、賃金指数（所定内給与）は1.7％増加、労働時間指数（総実労働時間）は4.3％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は16.1％減少、常用雇用指数は1.4％減少した。

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3.県鉱工業指数(5月)から

生産指数、出荷指数が上昇

• 平成21年5月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産76.9、出荷73.7、在庫82.7、在庫率157.2で、前月と比べ、生産は1.9％、出荷は4.8％上昇となり、在庫は4.1％、在庫率は7.4％低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業・情報通信機械工業などが上昇に寄与し、一般機械工業・窯業・土石製品工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(5月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.4％下落、対前年同月比は0.8％下落

• 平成21年5月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で100.5となり、対前月比は0.4％下落、対前年同月比は0.8％下落した。対前月比が0.4％下落となった要因は、「光熱・水道」「食料」などが下落したことよる。

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5.家計調査(5月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で9.3％の減少

• 平成21年5月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、473,045円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は369,257円で、実収入に占める割合は78.1％（前年同月81.5％）であった。
• 消費支出は311,352円で、前年同月に比べて9.3％減少し、実支出に占める割合は75.0％（前年同月79.4％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は84.3％（前年同月87.8％）であった。