ここから本文です。
早わかり!統計で見る埼玉県の動き(月刊統計資料 平成21年9月号)
1.県推計人口(9月1日現在)から
県人口716万人、世帯数291万世帯
- 平成21年9月1日現在の推計人口は、7,167,956人(男3,605,443人、女3,562,513人)で、前月に比べ1,532人(0.02%)増加した。この内訳は、自然増減1,176人の増加(出生5,170人、死亡3,994人)、社会増減356人の増加(転入25,033人、転出24,677人)であった。なお、世帯数は2,919,929世帯であった。
2.毎月勤労統計調査(7月)から
賃金指数(現金給与総額)、労働時間指数(総実労働時間)及び常用雇用指数とも引き続き減少
- 毎月勤労統計調査の平成21年7月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は357,119円、総実労働時間数は145.4時間、推計常用労働者数は1,844,557人であった。
- 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は2.8%減少、賃金指数(定期給与)は2.0%減少、賃金指数(所定内給与)は0.7%減少、労働時間指数(総実労働時間)は1.4%減少、労働時間指数(所定外労働時間)は14.9%減少、常用雇用指数は1.5%減少した。
3.県鉱工業指数(7月)から
生産指数は低下、出荷指数は上昇
- 平成21年7月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均=100)は、生産78.0、出荷75.0、在庫76.0、在庫率143.6で、前月と比べ、生産は0.6%低下、出荷は0.4%上昇となり、在庫は3.1%低下、在庫率は0.9%上昇となった。
- 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業などが上昇に寄与し、化学工業、一般機械工業などが低下に寄与した。
4.消費者物価指数(7月)から
消費者物価指数(総合)、対前月比は0.4%下落、対前年同月比は1.9%下落
- 平成21年7月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で99.8となり、対前月比は0.4%下落、対前年同月比は1.9%下落した。対前月比が0.4%下落となった要因は、「被服及び履物」「食料」などが下落したことよる。
5.家計調査(7月)から
勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.8%の減少
- 平成21年7月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、682,292円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は542,417円で、実収入に占める割合は79.5%(前年同月82.7%)であった。
- 消費支出は356,353円で、前年同月に比べて11.8%減少し、実支出に占める割合は71.8%(前年同月78.9%)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は65.7%(前年同月78.2%)であった。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください