早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年6月号）

1.県推計人口(6月1日現在)から

県人口716万人、世帯数291万世帯

• 平成21年6月1日現在の推計人口は、7,161,961人（男3,602,719人、女3,559,242人）で、前月に比べ1,974人(0.03％)増加した。この内訳は、自然増減823人の増加（出生4,803人、死亡3,980人）、社会増減1,151人の増加（転入24,083人、転出22,932人）であった。なお、世帯数は2,912,340世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(4月)から

賃金指数（現金給与総額）、労働時間指数（総実労働時間）及び常用雇用指数とも引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年4月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は254,415円、総実労働時間数は144.5時間、推計常用労働者数は1,845,449人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は0.6％減少、賃金指数（定期給与)は1.2％減少、賃金指数（所定内給与）は0.7％増加、労働時間指数（総実労働時間）は1.6％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は14.0％減少、常用雇用指数は1.0％減少した。

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3.県鉱工業指数(4月)から

生産指数、出荷指数、在庫率が上昇

• 平成21年4月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産75.5、出荷70.3、在庫86.2、在庫率169.8で、前月と比べ、生産は3.1％、出荷は3.4％、在庫率は15.2％上昇となり、在庫は1.8％低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、輸送機械工業・電子部品デバイス工業などが上昇に寄与し、一般機械工業・食料品工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(4月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は変動がなく、対前年同月比は0.1％下落

• 平成21年4月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で100.9となり、対前月比は変動がなく、対前年同月比は0.1％下落した。対前月比が変動なしとなった要因は、「被服及び履物」などが上昇した一方、「食料」などが下落したことよる。

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5.家計調査(4月)から 

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で4.1％の減少

• 平成21年4月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、563,823円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は475,537円で、実収入に占める割合は84.3％（前年同月84.4％）であった。
• 消費支出は367,408円で、前年同月に比べて4.1％減少し、実支出に占める割合は80.6％（前年同月83.0％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は77.3％（前年同月89.9％）であった。