早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年5月号）

1.県推計人口(5月1日現在)から

県人口715万人、世帯数290万世帯

• 平成21年5月1日現在の推計人口は、7,159,987人（男3,601,791人、女3,558,196人）で、前月に比べ8,933人(0.12％)増加した。この内訳は、自然増減601人の増加（出生4,883人、死亡4,282人）、社会増減8,332人の増加（転入44,968人、転出36,636人）であった。なお、世帯数は2,909,798世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(3月)から

賃金指数（現金給与総額）、労働時間指数（総実労働時間）及び常用雇用指数とも引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成21年3月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は251,733円、総実労働時間数は137.5時間、推計常用労働者数は1,835,973人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は3.3％減少、賃金指数（定期給与)は1.4％減少、賃金指数（所定内給与）は0.7％増加、労働時間指数（総実労働時間）は3.6％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は21.1％減少、常用雇用指数は0.3％減少した。

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3.県鉱工業指数(3月)から

生産指数、出荷指数とも5か月連続で低下

• 平成21年3月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産75.3、出荷69.3、在庫87.7、在庫率148.8で、前月と比べ、生産は1.2％、出荷は1.3％、在庫は10.2％、在庫率は11.6％いずれも低下した。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、一般機械工業・印刷業などが上昇に寄与し、食料品工業・電気機械工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(3月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.5％上昇、対前年同月比は0.2％上昇

• 平成21年3月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で100.9となり、対前月比は0.5％上昇、対前年同月比は0.2％上昇した。対前月比が0.5％の上昇となった要因は、「住居」、「教養娯楽」などが上昇したことによる。

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5.家計調査(3月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で5.5％の減少

• 平成21年3月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、493,109円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は416,191円で、実収入に占める割合は84.4％（前年同月81.9％）であった。
• 消費支出は366,387円で、前年同月に比べて5.5％減少し、実支出に占める割合は82.6％（前年同月80.7％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は88.0％（前年同月92.8％）であった。