早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成21年2月号）

1.県推計人口(2月1日現在)から

県人口714万人、世帯数288万世帯

• 平成21年2月1日現在の推計人口は、7,145,003人(男3,594,532人、女3,550,471人)で、前月に比べ1,328人(0.02％)増加した。この内訳は、自然増減216人の減少(出生5,643人、死亡5,859人)、社会増減1,544人の増加(転入25,639人、転出24,095人)であった。なお、世帯数は2,887,182世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(12月)から

賃金指数(現金給与総額)は増加、労働時間指数(総実労働時間)及び常用雇用指数は引き続き減少

• 毎月勤労統計調査の平成20年12月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は519,686円、総実労働時間数は139.6時間、推計常用労働者数は1,801,740人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数(現金給与総額)は4.7％増加、賃金指数(定期給与)は0.3％減少、賃金指数(所定内給与)は1.8％増加、労働時間指数(総実労働時間)は2.5％減少、労働時間指数(所定外労働時間)は20.5％減少、常用雇用指数は0.1％減少した。

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3.県鉱工業指数(12月)から

生産指数、出荷指数とも低下

• 平成20年12月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成17年平均＝100)は、生産91.8、出荷85.4、在庫104.3、在庫率137.0で、前月と比べ、生産は9.4％、出荷は12.8％ともに低下し、在庫は9.8％、在庫率は13.1％上昇した。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、20業種が低下し、情報通信機械工業、輸送機械工業などが低下に寄与した。

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4.消費者物価指数(12月)から

消費者物価指数(総合)、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は0.5％上昇

• 平成20年12月のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で101.2となり、対前月比は0.2％下落、対前年同月比は0.5％上昇した。対前月比が0.2％の下落となった要因は、「交通・通信」、「食料」などが下落したことによる。

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5.家計調査(12月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で14.9％の減少

• 平成20年12月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、1,222,671円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は1,045,812円で、実収入に占める割合は85.5％(前年同月83.5％)であった。
• 消費支出は351,915円で、前年同月に比べて14.9％減少し、実支出に占める割合は66.6％(前年同月68.2％)、可処分所得に占める割合(平均消費性向)は33.6％(前年同月42.2％)であった。