早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成20年8月号）

1.県推計人口(8月1日現在)から

県人口713万人、世帯数287万世帯

• 平成20年8月1日現在の推計人口は、7,132,614人（男3,590,100人、女3,542,514人）で、前月に比べ2,531人(0.04％)増加した。この内訳は、自然増減1,239人の増加（出生5,283人、死亡4,044人）、社会増減1,292人の増加（転入27,219人、転出25,927人）であった。なお、世帯数は2,872,247世帯であった。

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2.毎月勤労統計調査(6月)から

常用雇用指数は引き続き減少、賃金指数（現金給与総額）及び労働時間指数（総実労働時間）は減少に転じる

• 毎月勤労統計調査の平成20年6月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は378,790円、総実労働時間数は146.2時間、推計常用労働者数は1,806,573人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、常用雇用指数は0.8％減少、賃金指数（現金給与総額）は1.1％減少、賃金指数（定期給与)は0.4％増加、賃金指数（所定内給与）は1.5％増加、労働時間指数（総実労働時間）は1.7％減少、労働時間指数（所定外労働時間）は16.3％減少した。

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3.県鉱工業指数(6月)から

生産指数、出荷指数とも2か月ぶりに低下

• 平成20年6月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成12年平均＝100）は、生産93.9、出荷96.0、在庫133.5、在庫率176.4で、前月と比べ、生産は7.0％減、出荷も5.3％減と2か月ぶりに低下した。
• 生産指数を19業種別に前月と比べると、電気機械工業や食料品工業などが先月に引き続き上昇した一方で、輸送機械工業などはマイナスに転じた。

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4.消費者物価指数(6月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は変動なし、対前年同月比は1.5％上昇

• 平成20年6月のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で101.3となり、対前月比は変動なし、対前年同月比は1.5％上昇した。対前月比が変動なしとなった要因は、「交通・通信」などが上昇している一方で、「住居」などが低下したことによる。

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5.家計調査(6月)から 

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で13.5％の減少

• 平成20年6月のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、802,786円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は638,684円で、実収入に占める割合は79.6％（前年同月83.7％）であった。
• 消費支出は370,231円で、前年同月に比べて13.5％減少し、実支出に占める割合は69.3％（前年同月76.3％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は58.0％（前年同月62.8％）であった。