令和元年度学校保健統計調査
学校保健統計調査は、統計法に基づいて文部科学省が昭和23年度から実施している調査です。令和元年度の埼玉県分を取りまとめました。
令和元年度調査結果の概要(PDF:219KB)
令和元年度調査結果(PDF:869KB)
発育状態
肥満傾向児及び痩身傾向児の出現率
健康状態
1 身長
- 身長の平均値の推移は、おおむね横ばい傾向である。
- 令和元年度の身長を親の世代(30年前の平成元年度の数値)と比較すると、男子では半数以上の年齢で高く、女子では約半数の年齢で高くなっている。
- 最も差がある年齢は、男子では10歳で1.1cm高く、女子では5歳で0.9cm低くなっている。
2 体重
- 体重の平均値の推移は、平成5年度から平成20年度あたりをピークに、その後は減少もしくは横ばい傾向となっている。
- 令和元年度の体重を親の世代(30年前の平成元年度の数値)と比較すると、男子では半数以上の年齢で増加しているが、女子では半数以上の年齢で減少している。
- 最も差がある年齢は、男子では10歳で1.2kg増加、女子では17歳で1.1kg増加している。
3 肥満傾向児及び瘦身傾向児の出現率
- 肥満傾向児の出現率は男子では9歳、女子では12歳が最も高く、痩身傾向児の出現率は男子では11歳、女子では12歳が最も高くなっている。
- 全国と比較すると、男子の10歳、11歳における痩身傾向児の出現率が高い。
4 主な疾病・異常被患率
- 裸眼視力1.0未満の者の割合は、6歳(小学校1年生)では18.4%、9歳(小学校4年生)では33.2%、11歳(小学校6年生)では42.8%と、年齢が上がるとともに増加し、12歳(中学校1年生)では、51.9%と半数を超えた。
- むし歯(処置完了者を含む)の者の割合は、幼稚園28.2%、小学校40.0%、中学校28.0%、高等学校38.7%で、前年度と比較して、幼稚園、中学校、高等学校では減少したが、小学校で増加した。
- アトピー性皮膚炎の者の割合は、前年度と比較して、小学校、高等学校では減少したが、幼稚園、中学校では増加した。
確報値(令和2年3月23日公表)
- 埼玉県の身長・体重の平均値及び標準偏差(エクセル:33KB)
- 埼玉県の身長・体重の平均値(前年度との比較)(エクセル:33KB)
- 都道府県別 肥満傾向児の出現率(男女計、男、女)(エクセル:59KB)
- 都道府県別 痩身傾向児の出現率(男女計、男、女)(エクセル:59KB)
- 埼玉県の年齢別疾病・異常被疾患率等(エクセル:108KB)
- 全国の年齢別疾病・異常被罹患率(エクセル:103KB)
- 埼玉県の年齢別平均身長の推移(エクセル:71KB)
- 埼玉県の年齢別平均体重の推移(エクセル:67KB)
- 埼玉県の学校段階別肥満傾向児・痩身傾向児出現率の推移(エクセル:37KB)
- 埼玉県の学校段階別おもな疾病・異常被患率等の推移(エクセル:41KB)
[参考]速報値(令和2年1月17日公表)
*確報で数値の変更があった表のみ掲載しています。
3. 都道府県別 肥満傾向児の出現率(男女計、男、女)(エクセル:59KB)
6. 全国の年齢別疾病・異常被疾患率等(エクセル:103KB)