埼玉県/平成30年度学校保健統計調査 調査結果
1 発育状態
(1) 年齢別平均値(表1・2、図1・2、統計表1・2・7・8)
ア 身長
イ 体重
- 体重の平均値の推移は、平成5年度から平成20年度あたりをピークに、その後減少もしくは横ばい傾向となっている。
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(2) 男女間の比較(表3、図3、統計表1・2)
同年齢の男子と女子の平均値を比較すると、身長は10歳、11歳で、体重は11歳で女子が男子を上回っている。
(3) 全国との比較(表4、図4、統計表7・8)
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(4) 30年前(昭和63年度)との比較(表5、図5、統計表7・8)
- 30年前の昭和63年度の調査結果と比較すると、男子の平均値は、身長が12歳と14歳で+1.3cm、体重は16歳で-1.9kgと、最も差が大きい。
- 女子の平均値は、身長が5歳で-0.8cm、体重が15歳で-0.8kg、17歳で+0.8kgと最も差が大きい。
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2 肥満傾向児・痩身傾向児の出現率(表6、図6・7・8・9、統計表3・4・9)
- 肥満傾向児の出現率は12歳が高く、男子では12歳、女子では17歳が最も高かった。
- 痩身傾向児の出現率は16歳が高く、男子では16歳、女子では12歳が最も高かった。
- 全国と比較すると、肥満傾向児の出現率は6歳、10歳、12歳、13歳で全国を上回 っている。一方、痩身傾向児の出現率は、5歳、6歳、11歳~16歳で全国を上回っている。
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3 健康状態
(1) 疾病・異常等の状況
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(2) 主な疾病・異常等の状況
ア 裸眼視力(表7、図10、統計表5・6・10)
- 小学校における裸眼視力1.0未満の者の割合は30.7%と、県別集計が可能となった平成18年度以降初めて30%を超えた。
- 裸眼視力1.0未満の者の割合は、幼稚園(5歳)で23.1%、小学校6年生(11歳)では42.5%となっている。
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イ むし歯(う歯)(表7・8、図11・12・13、統計表5・6・10)
- むし歯(処置完了者を含む)の者の割合は、幼稚園28.8%、小学校37.9%、中学校31.0%、高等学校38.9%で、前年度と比較して、すべての学校段階で減少した。
- 全国と比較すると、むし歯の者の割合は、すべての年齢で全国を下回った。
- 5歳から7歳で「処置完了者」と比べて「未処置歯のある者」の割合が高くなっている。
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ウ アトピー性皮膚炎(表7、図14・15・16、統計表5・6・10)
- 被患率を年齢別にみると、9歳が最も高く、2.9%となっている。
- アトピー性皮膚炎の者の割合は、前年度と比較して、幼稚園、小学校、中学校で減少、高等学校で増加した。
- 全国と比較すると、すべての年齢で全国を下回っている。
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エ ぜん息(表7、図17・18・19、統計表5・6・10)
- 被患率を年齢別にみると、7歳が最も高く、2.8%となっている。
- 全国と比較すると、すべての年齢で全国を下回っている。