埼玉県/平成21年度学校保健統計調査 調査結果の概要

1　発育状態

(1)年齢別平均値(表1、図1)

ア　身長

• 男子の身長の平均値は、5歳で110.5cm、12歳で152.3cm、17歳で170.6cmであった。11歳の145.7cmは過去最高値となった。
• 女子の身長の平均値は、5歳で109.7cm、12歳で151.9cm、17歳で158.2cmであった。

イ　体重

• 男子の体重の平均値は、5歳で18.8kg、12歳で43.7kg、17歳で62.1kgであった。
• 女子の体重の平均値は、5歳で18.5kg、12歳で43.5kg、17歳で53.2kgであった。

ウ　座高

• 男子の座高の平均値は、5歳で61.8cm、12歳で80.8cm、17歳で91.5cmであった。
• 女子の座高の平均値は、5歳で61.3cm、12歳で81.9cm、17歳で85.6cmであった。

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(2)男女間の比較(表1・図2)

同年齢の男子と女子とを比較すると、身長は10歳、11歳で、体重が10歳で、座高が10歳、11歳、12歳で女子が男子を上回っている。

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(3)全国との比較(表2・図3)

• 身長は、男子が6歳、7歳、8歳、9歳、11歳、14歳、16歳で全国平均値を上回っている。女子は6歳、8歳、10歳、16歳、17歳で全国平均値を上回っている。
• 体重は、男子が7歳、8歳、9歳で全国で平均値を上回っている。女子は、6歳、8歳、10歳、15歳、16歳、17歳で全国平均値を上回っている。

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(4)親の世代(昭和54年度)との比較(表3・図4・図5)

父母の世代に当たる30年前の昭和54年度の調査結果と比較すると、男子は、身長、体重が12歳で、座高は11歳で最も差が大きい。
女子は、身長、体重、座高ともに10歳で最も差が大きい。

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2　肥満傾向児・痩身傾向児の出現率(表4・図6・図7)

• 肥満傾向児の出現率は、15歳が最も高く、10.58％となった。
• 痩身傾向児の出現率は、12歳が最も高く、4.45％となった。
• 全国と比較すると、肥満傾向児の出現率は8歳、10歳、15歳で上回っている。一方、痩身傾向児の出現率は、5歳、6歳、8歳、11歳、12歳、16歳、17歳で上回っている。

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3　健康状態

(1)疾病・異常等の状況

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(2)主な疾病・異常等の状況

ア　裸眼視力(表5・図8・図9)

• 裸眼視力1.0未満の者の割合は、小学校で28.8％、中学校で53.5％となっている。
• 全国と比較すると、中学校の0.7未満0.3以上と0.3未満が全国値を上回っている。

注)1　5歳、14歳～17歳は「x」表示のため数値を公開していない。
2　数値は小数点以下第2位を四捨五入している。

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イ　むし歯(う歯)(表5・図10・表6)

• 各年齢で全国値を下回っている。
• 5歳、6歳、7歳でむし歯(う歯)のうち、「未処置歯のある者」の割合が高くなっている。

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ウ　アトピー性皮膚炎(表5・図11)

• 被患率を年齢別にみると、6歳が最も高く、3.7％となっている。
• 全国と比較すると、6歳と11歳で全国値を上回っている。

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エ　ぜん息(表5・図12)

• 被患率を年齢別にみると、6歳が最も高く、4.8％となっている。
• 全国と比較すると、6歳から12歳で全国値を上回っている。