毎月勤労統計調査平成21年6月分（結果の概要）

• 賃金の動き
• 労働時間の動き
• 雇用の動き

 1　賃金の動き

6月分の調査産業計の1人当たりの月間現金給与総額は、359,233円となり、その指数は対前年同月比5.7％減(規模30人以上では、399,451円、12.3％減)となった。(第1図、第1・2表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、245,705円、対前年同月比は1.0％減(規模30人以上では、263,127円、3.0％減)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、232,004円、対前年同月比は0.6％増(規模30人以上では、246,176円、1.0％減)であった。(第1・2表)

 2　労働時間の動き

6月分の調査産業計の月間総実労働時間は、144.1時間、対前年同月比は2.3％減(規模30人以上では、147.6時間、2.9％減)となった。(第1・2表)
また、所定外労働時間は、8.5時間、対前年同月比は13.2％減(規模30人以上では、10.5時間、15.9％減)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、8.6時間、39.6％減(規模30人以上では、9.6時間、44.2％減)であった。(第2図、第1・2表)

 3　雇用の動き

6月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,840,469人、対前年同月比は1.6％減(規模30人以上では、1,042,899人、対前年同月比は2.1％減)となった。製造業では414,972人、対前年同月比は5.0％減(規模30人以上では、299,458人、対前年同月比は3.8％減)であった。(第3図、第1・2表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率を見ると、調査産業計で33.8％(規模30人以上では、30.6％)であった。(第1・2表)