毎月勤労統計調査平成23年6月分（結果の概要）

• 賃金の動き
• 労働時間の動き
• 雇用の動き

 1　賃金の動き

6月分の調査産業計の1人当たりの月間現金給与総額は、339,736円となり、その指数は対前年同月比2.6％減（規模30人以上では、381,850円、5.6％減）となった。（第1図、第1・2表）

また、きまって支給する給与（定期給与）は、246,640円、対前年同月比は1.1％増（規模30人以上では、265,647円、0.4％増）であった。（第1・2表）

きまって支給する給与のうち所定内給与は、231,345円、対前年同月比は1.7％増（規模30人以上では、247,320円、1.9％増）であった。（第1・2表）

就業形態別にみると、一般労働者の現金給与総額は、465,884円（規模30人以上では、510,158円）、パートタイム労働者は、100,561円（規模30人以上では、108,158円）であった。（表20・21表）

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 2　労働時間の動き

6月分の調査産業計の月間総実労働時間は、145.6時間、対前年同月比は0.7％増（規模30人以上では、146.4時間、1.4％減）となった。（第1・2表）

また、所定外労働時間は、9.0時間、対前年同月比は7.2％減（規模30人以上では、10.0時間、18.7％減）であった。（第2図、第1・2表）

製造業の所定外労働時間は、11.4時間、11.6％減（規模30人以上では、12.3時間、16.3％減）であった。（第2図、第1・2表）

就業形態別にみると、一般労働者の総実労働時間は、173.4時間（規模30人以上では、169.3時間）、パートタイム労働者は、92.8時間（規模30人以上では、97.9時間）であった。（表20・21表）

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 3　雇用の動き

6月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,877,640人、対前年同月比は1.2％増（規模30人以上では、1,062,417人、対前年同月比は2.2％増）となった。製造業では416,837人、対前年同月比は0.1％増（規模30人以上では、304,687人、対前年同月比は0.9％増）であった。（第3図、第1・2表）

就業形態別にみると、一般労働者数は、1,228,109人（規模30人以上では、722,253人）、パートタイム労働者数は、649,531人（規模30人以上では、340,164人）となり、常用労働者中のパートタイム労働者の比率は、調査産業計で34.6％（規模30人以上では、32.0％）であった。（第1・2・20・21表）