毎月勤労統計調査平成23年5月分（結果の概要）

• 賃金の動き
• 労働時間の動き
• 雇用の動き

 1　賃金の動き

5月分の調査産業計の1人当たりの月間現金給与総額は、251,310円となり、その指数は対前年同月比0.8％増（規模30人以上では、266,859円、2.0％減）となった。（第1図、第1・2表）
また、きまって支給する給与（定期給与）は、244,814円、対前年同月比は0.1％増（規模30人以上では、262,008円、1.4％減）であった。（第1・2表）
きまって支給する給与のうち所定内給与は、229,696円、対前年同月比は0.9％増（規模30人以上では、244,037円、0.3％増）であった。（第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者の現金給与総額は、334,450円（規模30人以上では、346,157円）、パートタイム労働者は、93,419円（規模30人以上では、101,537円）であった。（表20・21表）

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 2　労働時間の動き

5月分の調査産業計の月間総実労働時間は、135.7時間、対前年同月比は0.3％減（規模30人以上では、136.8時間、2.2％減）となった。（第1・2表）
また、所定外労働時間は、8.7時間、対前年同月比は3.2％減（規模30人以上では、9.7時間、11.1％減）であった。（第2図、第1・2表）
製造業の所定外労働時間は、10.7時間、8.5％減（規模30人以上では、11.6時間、12.8％減）であった。（第2図、第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者の総実労働時間は、159.6時間（規模30人以上では、156.8時間）、パートタイム労働者は、90.3時間（規模30人以上では、95.0時間）であった。（表20・21表）

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 3　雇用の動き

5月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,869,321人、対前年同月比は1.2％増（規模30人以上では、1,056,515人、対前年同月比は2.3％増）となった。製造業では414,193人、対前年同月比は0.3％減（規模30人以上では、301,257人、対前年同月比は増減なし）であった。（第3図、第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者数は、1,223,771人（規模30人以上では、714,424人）、パートタイム労働者数は、645,550人（規模30人以上では、342,091人）となり、常用労働者中のパートタイム労働者の比率は、調査産業計で34.5％（規模30人以上では、32.4％）であった。（第1・2・20・21表）