毎月勤労統計調査平成23年4月分（結果の概要）

• 賃金の動き
• 労働時間の動き
• 雇用の動き

 1　賃金の動き

4月分の調査産業計の1人当たりの月間現金給与総額は、254,825円となり、その指数は対前年同月比0.3％減（規模30人以上では、275,379円、0.1％増）となった。（第1図、第1・2表）
また、きまって支給する給与（定期給与）は、247,891円、対前年同月比は0.2％増（規模30人以上では、267,393円、0.1％減）であった。（第1・2表）
きまって支給する給与のうち所定内給与は、231,148円、対前年同月比は0.6％増（規模30人以上では、246,772円、0.5％増）であった。（第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者の現金給与総額は、338,194円（規模30人以上では、356,379円）、パートタイム労働者は、94,647円（規模30人以上では、101,863円）であった。（表20・21表）

ページの先頭へ戻る

 2　労働時間の動き

4月分の調査産業計の月間総実労働時間は、144.1時間、対前年同月比は1.7％減（規模30人以上では、145.2時間、3.7％減）となった。（第1・2表）
また、所定外労働時間は、9.1時間、対前年同月比は9.0％減（規模30人以上では、10.4時間、14.8％減）であった。（第2図、第1・2表）
製造業の所定外労働時間は、11.1時間、12.0％減（規模30人以上では、12.0時間、16.1％減）であった。（第2図、第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者の総実労働時間は、172.2時間（規模30人以上では、169.6時間）、パートタイム労働者は、90.1時間（規模30人以上では、93.0時間）であった。（表20・21表）

ページの先頭へ戻る

 3　雇用の動き

4月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,855,379人、対前年同月比は1.5％増（規模30人以上では、1,049,093人、対前年同月比は3.2％増）となった。製造業では416,014人、対前年同月比は1.6％増（規模30人以上では、303,415人、対前年同月比は3.1％増）であった。（第3図、第1・2表）
就業形態別にみると、一般労働者数は、1,225,074人（規模30人以上では、716,853人）、パートタイム労働者数は、630,305人（規模30人以上では、332,240人）となり、常用労働者中のパートタイム労働者の比率は、調査産業計で34.0％（規模30人以上では、31.7％）であった。（第1・2・20・21表）