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現場には経験と知識豊かな一級施工管理技士が必須だが、高齢化により受注工事量に限りが出ます。また、能力のある技士が不足する事は精度の高い工事が目指せません。年齢に関係なく熟練した技能を発揮できる環境を整える事が課題です。
現場監督業は朝8時から夕5時まで工事現場で施工を監督、その後帰社してから当日の作業を書類として整え、翌日の作業の準備等を対応します。従来の業務方法では残業時間を縮小する事は困難であり、何らかの方法を見出すことが課題でした。
就業規則を整え、有給休暇以外の特別休暇もフル活用出来るようにしています。各々の休暇理由に沿って特別休暇を提案することで、働きやすい職場環境づくりを実践します。
施工前の測量に数日間数名の作業員を要した現場作業をICTを用いて数時間で完成させたり、収集したデータを3D図面で可視化しやすくしたり、ヒューマンエラーを見つけやすくする事で工程が円滑になるべくサポートします。
定時で帰社する習慣を身に着ける目的で実施。社内のスケジュールボードに水曜日毎に『ノー残業ディ』マークを明記、県からの『一斉休工日』ポスターを掲示、月2回の全体会議時に残業をしない旨告知等、うっかり忘れない旨常に周知徹底をします。
『残業をする=仕事を一生懸命している』という概念は必ずしも正しくないと考えています。当社は『集中して仕事をする』『プライベートを満喫する』両方の時間が双方に良い影響を与えると考え、それを実現するために様々な環境を整え、改善し、トライしています。仕事を達成するのは困難なことですが、企業側は快適な勤務環境を提供し、従業員は困難な仕事に全力を尽くす。これが双方のタスクだと考え実行しています。
当社が多様な働き方実践企業に登録され、以前と比べて様々な事に変化を感じます。休日出勤や残業の申請に意識が向くようになり、結果的に残業時間等が減少しました。有給休暇の取得が容易になり、年間消化目標を達成しやすくなりました。社内の勤務環境が整理され、環境の変化で仕事の効率が上がったのには正直驚いています。自分のライフスタイルに合った働き方が出来ることは、長く務める事を考えると非常に重要なことだと感じます。
所在地 | 本庄市 |
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社員数 | 18名(男性13名、女性5名) |
業種 | 建設業 |
事業内容 | 土木工事 |
URL | https://sekiguchigumi.com/ |