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東彩ガス株式会社

残業縮減の取組

多様な働き方実践企業 プラチナ認定企業

取組内容

もちろん残業は事前申請

2年ほど前からノー残業デーの取組を週3回(月・水・金)実施

パソコン強制シャットダウン

(ノー残業デーには18時30分、それ以外の日は19時30分)

取組の効果

  • ひとりひとりが効率的な仕事を意識。取組の結果、従業員の意識が明らかに変わり、18時30分までに帰るものとして、従業員ひとりひとりが効率的な仕事を意識するようになった。やるべき仕事とやらない仕事の優先順位をはっきりと持つようになった。残業しないことが習慣化してきている。
  • 女性の定着にも効果有り!男性も含めた働き方を見直す取組は、女性従業員の定着にも効果が出ている。今では出産を機に退職する女性はほとんどいない。経営者にもうれしいのは、女性の定着により、業績アップにも効果があったこと。3、4年前から女性がリフォームアドバイザーとなり、家庭のリフォームなどの相談や商品の営業などを行い、現在6名が活躍中。非常に成果を出し、業績アップに貢献している。このような女性の活躍を支えるのも、従業員の家庭を大事にする雰囲気の醸成がなされているからこそである。

取組で苦労した点

導入当初は、従業員からの反発や、明日までに行わなければならない仕事があるから、パソコンのシャットダウンを解除してほしいなどの要望などが多くあったが、今では、すっかり定着している。

ガスという業種から、災害時何かあったときにパソコンがシャットダウンするのでは、困るという従業員の声もあった。そのため、マネージャーのパソコンはシャットダウンしない、また、何かあった時には、すぐ解除するなどの危機管理体制を整えている。

取組のポイント

  • 長く取組を行ううちに、最初は徹底していた取組もだらけてくる。最近では、役員自らがノー残業デーに社内を見回り、残っている従業員に声をかけるなどしている。総務担当、人事担当だけでなく、役員が姿勢を示し、声掛けをすることで、会社の姿勢も従業員に伝わる。離れた営業所もカメラで確認し、残っている従業員がいると役員が電話をかける。最近はカメラに向かって「今帰ります!」と声をかける従業員も。制度を整備するだけでは、従業員の理解は得られない。役員自らも姿勢を示し、ムードづくりを積極的に行っていくことで、取り組みの定着につながっている。

東彩ガス株式会社

所在地 〒343-08 越谷市越ヶ谷1-14-1
社員数 236名(男性184名、女性52名)
業種 電気・ガス・熱供給・水道業
事業内容 ガス事業
URL http://www.tosaigas.co.jp/

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