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ページ番号:143373

掲載日:2024年11月18日

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全焦点三次元形状測定機

機器番号 513
機器分類 精密測定機器
メーカー名 アリコナイメージング社
型番等 インフィニートフォーカスG5
装置概要

装置概要

光学系のZ軸を走査しながらイメージセンサで連続して画像を取り込み三次元データを取得する装置です。

測定対象物を3Dスキャンして、取得した3Dデータに対して様々な解析が行えます。

レンズ倍率は2.5倍~100倍まで選ぶことが可能です。

リーフレットダウンロードボタン(PDF:672KB)

 

行える解析の例

〇二次元粗さ(線粗さ):Ra、Rq、Rzなど (ISO4287・4288に準拠)

〇三次元粗さ(面粗さ):Sa、Sq、Szなど(ISO25178に準拠)

〇差分解析(CADデータとの比較)

〇3Dデータ出力:STLなど

〇断面抽出:CSVなど

〇形状解析

〇カラーマッピングによる凹凸表示

主な測定試料

〇金型、鋳物、ネジ、針、ギア、シャフトなどの金属加工部品

〇ドリル、バイト、ドライバーなどの工具

〇射出成型品、3Dプリンタ造形品などのプラスチック部品

〇シリコンゴム、パッキン、Oリングなどのゴム部品

〇めっき処理済みの部品、アルマイト加工部品などの表面処理部品

 

測定の難しい試料は、非接触測定用のアンチグレアスプレーを塗布することで測定可能な場合があります。

測定が難しい試料の例:ガラス、鏡面仕上げの金属部品、半透明のプラスチック部品

 

※近県(群馬県、東京都、静岡県、茨城県等)のお客様もご利用いただいています。

キーワード

自動車、医療、歯科、切削、ギア、金型、航空、宇宙、電気、電子

アリコナ、焦点移動法、非接触三次元測定機、CMOSセンサー、点群データ、3Dデータ

主な仕様

【最大試料寸法、重量】高さ100mm、20kg

【測定範囲X,Y】100mm × 100mm
【水平分解能】7.04~0.44μm
【垂直分解能】2300~10nm

研修レベル

2

有料の操作研修の受講が必要です。詳しくは表下「操作研修概要」をご覧ください。

使用料(1時間当たり) 1,650円
装置写真 機器の写真
測定事例等
  • 線粗さ・面粗さの測定事例

サンプル:傷の付いたエンジン部品(ピストン)

測定時間:3時間(セッティング時間は含まない)

解析時間:10分(線粗さ)、15分(面粗さ)

ピストン

図 測定サンプル

= 線粗さ結果 =

線粗さ結果(PDF:4,184KB)  線粗さパラメータ結果(PDF:78KB)

測定結果 (測定箇所と断面図:左 / パラメータ詳細:右)

= 面粗さ結果 =

面粗さ結果(PDF:1,283KB)  面粗さパラメータ結果(PDF:83KB)

測定結果 (フィルター処理をかけた結果:左 / パラメータ詳細:右)

※結果画面をクリックすると別ウィンドウで開きます

備考 この機器は、平成27年度に公益財団法人JKAの「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」(オートレースの補助金)を利用して導入しました。
注意事項

治具を使用する場合は試料と治具の合計寸法総重量に注意してください。

治具の持ち込みも可能ですが、磁力を発生する治具(マグネットチャックなど)は使用できません。

予期せぬ動作により破損の恐れがあるため、職員の許可なく回転ユニットを使用しないでください。

本装置に関する

お問合せ先

048-521-9113(材料・機械技術担当(熊谷))

 

操作研修概要

全日コースの研修受講が必要です。

研修費用:5,000円/1人  (申請書)

制限事項:受講人数は1社2名以内とします。

詳細は、下記担当までお問合せください。

問合せ先:048-521-9113(材料・機械技術担当(熊谷)

※本装置は、北部研究所(熊谷)に設置してあります。 電話 048-521-0614

※指導員の指導を受けて機器を利用する場合は、使用料の他に指導料が1時間あたり2,500円かかります。
※一部の機器は、事前に研修を受ける必要があります。詳しくは、研修の受講方法をご覧ください。
※機器の利用時に必要となる一部の消耗品については、使用量に応じて実費精算できます。詳しくは、消耗品精算をご覧ください。

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