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掲載日:2024年11月1日

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X線マイクロアナライザ(分析走査電子顕微鏡)(熊谷)

機器番号 512
機器分類 分析機器
メーカー名 日本電子株式会社
型番等 JSM-IT300LA
装置概要

装置概要

観察試料に電子線を走査し、発生した二次電子、反射電子や特性X線を検出し、
表面観察や元素分析をする装置。

分析事例

  • 異物、変色部等の元素分析
  • 鉄鋼材料等の破断面解析
  • めっき、皮膜等の膜厚確認   等

主な測定試料

  • 電子部品、プリント基板、めっき部品、塗装部品等の金属加工部品
  • 樹脂成型品全般

キーワード

走査型電子顕微鏡、SEM、EDS、EDX、エネルギー分散、 二次電子、反射電子、X線、電子線
元素分析、低真空観察、マッピング、破面解析、異物、変色、膜厚、腐食

主な仕様 電子銃:Wフィラメント、倍率:5~300,000倍、最大試料サイズ:51mm径×35mm高、低真空圧力設定範囲:10~650Pa、分析検出器:エネルギー分散型、検出可能元素:Be~U
研修レベル

2

有料の操作研修の受講が必要です。詳しくは表下「操作研修概要」をご覧ください。

使用料(1時間当たり) 3,700円
装置写真 分析走査電子顕微鏡
測定事例等
  • 撮影画像

撮影をした画像

  • 分析結果(スペクトル波形)

スペクトル

  • 分析結果(マッピング)

マッピング

備考 この機器は、平成26年度公益財団法人JKAの「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」(オートレースの補助金)により整備しました。
注意事項

観察できないもの

  • 放射性物質・アスベスト類・低融点物質・発火性物質・液体・ 揮発性物質・液体含有物
  • 生物(前処理や低真空モードを使用することにより、観察可能な場合もあります。)
  • 磁性体(消磁を行えば観察可能です。)

絶縁性材料の観察について

樹脂成型品等の絶縁性材料は金属コーティングもしくは低真空モードでの観察となります。
(北部研究所では金(Au)のコーティング装置をご利用頂けます。)

操作研修概要

 全日コースの研修受講が必要です。
 研修費用:5,000円/1人
 制限事項:受講人数は1社2名以内とします。

 備考:研修は随時行っております。詳細は、下記担当までお問い合わせください。 
 問合せ先:048-521-9113(材料・機械技術担当(熊谷))

※指導員の指導を受けて機器を利用する場合は、使用料の他に指導料が1時間あたり2,500円かかります。
※一部の機器は、事前に研修を受ける必要があります。詳しくは、研修の受講方法をご覧ください。
※機器の利用時に必要となる一部の消耗品については、使用量に応じて実費精算できます。詳しくは、消耗品精算をご覧ください。

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