トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年度 > 2021年9月 > 県立文書館 埼玉150周年記念企画展「埼玉の黎明-渋沢栄一が目指した社会-」を開催します
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発表日:2021年9月21日11時
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部局名:教育局
課所名:文書館
担当名:古文書担当
担当者名:大橋
直通電話番号:048-865-0112
Email:p6501121@pref.saitama.lg.jp
埼玉県は、明治4年(1871)11月14日に誕生して、令和3年(2021)に150周年を迎えます。埼玉誕生150周年を記念して「埼玉の黎明」展を開催いたします。
今回の企画展では、埼玉県の成り立ちや、明治・大正期の県政などについて、文書館収蔵の国指定重要文化財「埼玉県行政文書」を含む公文書、古文書、地図資料からたどります。また、近代埼玉の歴史は、日本資本主義の父とも言われている渋沢栄一が活躍した時代と同じ時期でもあります。渋沢栄一と渋沢にゆかりのある資料の紹介を通して、渋沢が目指した社会を浮き彫りにします。
(1)会期:令和3年9月28日(火曜日)から11月28日(日曜日)まで
※資料保存のため、期間中一部展示替えがあります。
(2)会場:県立文書館 1階展示室
(3)開室日:火曜日から日曜日まで
※ただし、月曜日・祝日及び月末館内整理日9月30日(木曜日)、
特別整理期間10月12日(火曜日)~10月21日(木曜日)は休館
(4)開室時間:9時から17時まで
※開室時間中に正面玄関から入館してください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、検温、手指の消毒、
観覧者カードの提出などに御協力ください。
(5)観覧料:無料
(6)アクセス:JR浦和駅西口下車徒歩15分、JR中浦和駅下車徒歩18分
※駐車台数に限りがあるため、公共交通機関を御利用ください。
※詳細は文書館ウェブサイト(https://monjo.spec.ed.jp/page_20210917001623)を御覧ください。
プロローグ
戊辰戦争風刺錦絵や五榜の掲示(五倫の高札)、明治改元の廻状などにより、幕末維新期の社会の変化について紹介します。
1. 埼玉県の成り立ち
明治初年には、現在の埼玉県域には諸藩県が入り混じっていました。明治4年(1871)の廃藩置県以後、県の統廃合や県境の変更などを経て、明治9年(1876)にほぼ現在の埼玉県域となりました。行政文書や地図、諸藩県の印から埼玉県の変遷をたどります。また、明治以降の武士の状況について紹介します。
2. 明治・大正期の埼玉県政と地方制度
明治初期の県令は、明治維新の功労者など県外出身の士族が多く任命されましたが、県庁組織の整備や教育や産業に力を注ぎました。県令と県庁、地方制度の整備、県内の産業について紹介します。
3. 渋沢栄一が目指した社会
渋沢栄一は、地元深谷で藍玉取引などの商売を手伝いながら、従兄の尾高惇忠から学問を学びました。幕末には一橋家家臣として活躍し、明治以降は実業家として多数の銀行や会社設立に関わりました。渋沢の事績について、日本煉瓦製造株式会社文書や当館収蔵の古文書等より紹介し、栄一が目指した社会を浮き彫りにします。
エピローグ
約110点
・県立文書館 埼玉150周年記念企画展「埼玉の黎明―渋沢栄一が目指した社会―」を開催します(報道発表資料)(PDF:196KB)