トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2022年度 > 2022年10月 > 県立自然の博物館で特別展「The蛇紋岩(じゃもんがん)」を開催します
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発表日:2022年10月4日11時
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部局名:教育局
課所名:自然の博物館
担当名:自然担当
担当者名:小林
直通電話番号:0494-66-0407
Email:t6604042@pref.saitama.lg.jp
部局名:教育局
課所名:自然の博物館
担当名:企画・広報担当
担当者名:秋元
直通電話番号:0494-66-0407
Email:t6604042@pref.saitama.lg.jp
県立自然の博物館では、10月29日(土曜日)から令和5年2月26日(日曜日)まで、特別展「The蛇紋岩」を開催します。
蛇紋岩は、美しい濃緑色と独特の手触りを有し、国会議事堂にも埼玉県産のものが利用されています。蛇紋岩の地質学的特徴や、蛇紋岩とともに産出する鉱物や材料としての利用について御紹介します。
(1)開催期間 令和4年10月29日(土曜日)から令和5年2月26日(日曜日)まで
(2)会場 自然の博物館(秩父郡長瀞町長瀞1417-1)
(3)開館時間 9時から16時30分まで(入館は16時まで)
(4)休館日 月曜日、12月29日(木曜日)から1月3日(火曜日)、1月17日(火曜日)から22日(日曜日)
※祝日、11月14日は開館
(5)観覧料 一般:200円、大学生・高校生:100円、中学生以下および障害者手帳等をお持ちの方(付添1名含む)は無料
(6)交通案内 秩父鉄道「上長瀞駅」下車 徒歩5分
関越自動車道「花園IC」から国道140号を秩父方面に約35分
1 日本の蛇紋岩・世界の蛇紋岩
ひとくちに「蛇紋岩」といっても、その顔つきは様々です。埼玉県を中心に、日本や世界各地に産出する蛇紋岩を展示し、その地質学的な背景を解説します。
写真左:蛇紋岩(秩父郡皆野町)、写真右:蛇紋岩と斑れい岩の接触部[オマーン](金沢大学蔵)
2 さまざまな玉(ぎょく) 硬玉(ひすい)・軟玉(ネフライト)
硬玉、軟玉、秩父ひすい、日高ひすいといった、蛇紋岩と共に産出する美しい緑色の玉石を紹介します。
写真左:硬玉(ひすい)の原石、写真右:軟玉(ネフライト)[北海道夕張市 白金沢]
3 蛇紋岩に由来する鉱物
蛇紋岩に由来する鉱物や蛇紋岩に付随して産出する稀産鉱物を展示します。
写真左:自然白金(プラチナ)[北海道深川市]、ベスブ石[カナダ](個人蔵)
(国立科学博物館蔵)
4 石製品に見る蛇紋岩
埼玉県内の遺跡から出土した、蛇紋岩製や滑石製の石製品の一部を紹介します。
滑石製子持勾玉[行田市北大竹遺跡](埼玉県教育委員会蔵)
蛇紋岩は石材として利用されることもある、美しい岩石です。またそれに付随して産出する岩石・鉱物にも、宝石として利用されるものも多くあります。見るだけで美しい石の数々を展示します。
写真左:秩父ひすい(ネフライトの一種)[皆野町三沢]、写真右:灰クロム石榴石[ロシア](個人蔵)
地球のマントルを起源とする蛇紋岩は、地球内部の挙動を知る手がかりとして、またプレート境界型地震発生のカギとなる物質として注目され、研究が進められています。最新の研究成果を標本とともに紹介します。
写真左:蛇紋岩中の炭酸塩脈[長瀞町樋口]、写真右:海洋底の蛇紋岩[大東海嶺](標本協力:JAMSTEC・名古屋大学ほか)
御来館にあたっては、新型コロナウイルス感染症防止対策の徹底に御理解・御協力をお願いします。また状況により、休館及び会期変更の可能性があります。御来館前に当館ホームページで最新情報を御確認ください。
県立自然の博物館 自然担当 小林 まさ代(展示に関すること)、企画・広報担当 秋元 清二(広報に関すること)
電話:0494-66-0407 ファックス:0494-69-1002
E-mail:t6604042@pref.saitama.lg.jp
ホームページ: https://shizen.spec.ed.jp/
(または、「自然の博物館」で検索)
公式Twitter: https://twitter.com/saitama_shizen