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県立久喜図書館では「名作映画鑑賞会」を開催します。
「自転車泥棒」(モノクロ・劇映画・88分)
本作はネオレアリズモ映画の代表的作品のひとつです。ネオレアリズモとは「新現実主義」という意味で、第二次世界大戦後のイタリアで興りました。ネオレアリズモ映画は役者に俳優を起用せず、役者本人の方言もそのままに撮影するという手法が多く取られたのが特徴です。これにより劇映画でありながら、現実を映し出すドキュメンタリー要素をも持ち合わせた画期的な作品が生まれました。
第二次世界大戦直後のイタリアで長らく失業中であった主人公アントニオは、ようやくポスター貼りの仕事を得ることができました。しかし初仕事の最中、就業条件である自転車を何者かに盗まれてしまいます。自転車がなければアントニオはまた職を失ってしまいます。家族の生活をかけて、アントニオとその息子は自転車泥棒を探すことにしました。
26日に上映予定の「ぶあいそうな手紙」にも本作がちらりと登場します。
※日本語字幕で上映します。
ヴィットリオ・デ・シーカ/監督
ランベルト・マジョラーニ、エンツォ・スタヨーラ/[出演]
皆さまのご来場をお待ちしています。
どなたでも
令和7年6月6日(金曜日)14時~15時30分
名称 |
県立久喜図書館 |
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所在地 |
久喜市下早見85-5 |
ホームページ |
無料
不要
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県立久喜図書館(電話0480-21-2659)
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