ページ番号:285042

掲載日:2026年7月17日

ここから本文です。

国選定保存技術の保持者追加認定について

部局名:教育局教育総務部
課所名:文化財・博物館課
担当名:指定文化財担当
担当者名:町田

内線電話番号:6981
直通電話番号:0488306981
Email:指定文化財担当

国の文化審議会(会長 日比野 克彦(ひびの かつひこ) )は、令和8年7月17日(金曜日)開催の同文化財分科会の審議・議決を経て、春日部市在住の飯島 勤(いいじま つとむ)氏を、選定保存技術「美術工芸品保存桐箱製作」の新たな保持者に追加認定するよう、文部科学大臣に答申しました。これにより、県内の国選定保存技術の保持者は4名となります。

新たに選定保存技術「美術工芸品保存桐箱製作」保持者の追加認定となるもの

選定保存技術 保持者
名称 氏名 生年月日(年齢) 住所

美術工芸品保存桐箱製作

飯島 勤(いいじま つとむ)

昭和34年1月6日
(満67歳)
※年齢は令和8年7月17日現在

埼玉県春日部市

選定保存技術について

文化財保護法では、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要のあるものが「選定保存技術」に選定されます。また、その保持者・保存団体として個人・団体が認定されます。

選定保存技術「美術工芸品保存桐箱製作」について

昭和55年4月21日に選定保存技術に選定された技術です。書画や工芸品の保存のため、わが国では伝統的に桐製の保存箱を多く用いています。これは桐箱や桐箪笥 (だんす)が箱外の温湿度の変化に緩やかに適応していく性質があり、美術工芸品を安定した環境の中で保存管理することに適しているからです。このため、国宝・重要文化財等の美術工芸品修理の際に桐の保存箱や箪笥を製作し、これに収納することにより保存に万全を期すことが原則となっています。保存箱や箪笥の製作にあたっては、十分に吟味された材料と正確かつ熟練した指物(さしもの)技術(金属製の釘を使わずに、ホゾや継ぎ手で木材を組み、板の接合には糊(のり)や竹の目釘(めくぎ) などを用いる技術)が要求されますが、現在、美術工芸品の修理技術者に協力し得る優れた技術保持者は、極めて少なくなってきています。

飯島勤氏について

飯島氏は、美術工芸品保存桐箱製作に精通し、熟練の技術によって、甲冑をはじめとした武具類の保存桐箱等を製作しています。あわせて、甲冑の保存に必要な架台(甲冑保管時に、桐箱の中で甲冑を支える台)の製作にも多数の実績を残しています。

01    02

※飯島氏について、詳しくは下記の報道発表資料をご確認ください。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

国選定保存技術の保持者追加認定について(PDF:397KB)

 

県政ニュースのトップに戻る