トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年度 > 2022年1月 > さいたま文学館企画展「『桃太郎侍』生みの親 山手樹一郎の世界」について
ページ番号:210030
発表日:2022年1月4日11時
ここから本文です。
部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:文学担当(さいたま文学館駐在)
担当者名:加藤
直通電話番号:048-789-1515
Email:a6910-08@pref.saitama.lg.jp
さいたま文学館では、1月15日(土曜日)から、企画展「『桃太郎侍』生みの親 山手樹一郎の世界」を開催します。この展覧会では、『桃太郎侍』などの作品で喝采を博した山手樹一郎を取り上げます。山手の執筆活動や周辺作家との交流、そして映画やテレビなど当時のメディア状況にも目を配った全国初の企画展を開催します。
また、会期中に関連事業として映画上映会や記念講演会、スペシャルトークイベントなどを実施します。
山手樹一郎という作家を、ご存知でしょうか。テレビドラマ時代劇『桃太郎侍』の原作者といえば、合点がいく人もいるかもしれません。
〈明朗時代小説〉というジャンルを確立した山手は、太平洋戦争時下に『桃太郎侍』で注目を浴びると、戦後には『夢介千両みやげ』や『遠山の金さん』などで大衆読者から爆発的な喝采を博します。その生涯で800以上の作品を執筆し、映画やテレビなど、あらゆるメディアを超越して八面六臂の活躍を見せました。
今回の企画展は、〈明朗時代小説〉で一世を風靡した山手の執筆活動を明らかにしながら、周辺作家(中里介山・直木三十五・吉川英治・江戸川乱歩・山本周五郎・長谷川伸など)の動向や交流、そして当時のメディア状況にも目を配った全国初の展覧会です。
令和4年1月15日(土曜日)~3月6日(日曜日)
※ 休館日:月曜日、1月25日(火曜日)、2月22日(火曜日)
さいたま文学館 企画展示室および常設展示室
所在地:桶川市若宮1-5-9
交通:JR高崎線桶川駅西口から徒歩5分
10時00分~17時30分(観覧受付は17時まで)
一般210円 高校生・大学生100円(中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介助の方1名は無料)
イントロダクション
1.誕生・編集者時代
2.専業作家時代・戦時下
3.占領下・躍進時代
4.昭和30年代・氾濫時代
5.大家時代・逝去
6.華麗なる井口一族
山手樹一郎記念会、井口幸陽、井坂洋子、石塚明子
青梅市吉川英治記念館、池波正太郎記念文庫、伊丹十三記念館、大阪府立中央図書館国際児童文学館、大佛次郎記念館、鎌倉文学館、株式会社グループカンパニー、株式会社埼玉新聞社、株式会社山陽新聞社、株式会社集英社、株式会社春陽堂書店、株式会社テイチクエンタテインメント、株式会社博文館新社、株式会社MANGA RAK(漫画楽)、株式会社三波クリエイツ、県立神奈川近代文学館、公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館、公益財団法人日本近代文学館、国立科学博物館、国立国会図書館、五柳書院、埼玉県立熊谷図書館、埼玉県立歴史と民俗の博物館、時代衣装なかがわ、田端文士村記念館、豊島区、豊島区立郷土資料館、直木三十五記念館、那須塩原市那須野が原博物館、日本映画放送株式会社、羽村市郷土博物館、満寿屋、丸亀市、丸亀市観光協会、メリーランド大学ゴードンW.プランゲ文庫、山梨県立文学館、立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター、龍ケ崎市歴史民俗資料館、秋山亮二、植村鞆音、遭坂剛、尾崎絵里子、オノ・タコ、川島幸希、桑原典子、田島五郎、俵谷美奈子、中祐一郎、林利根、平井憲太郎、藤井淑禎、三波美夕紀、宮澤史彦、吉川英明
関連事業の定員については、現在のところ、通常の施設定員により、受け付けていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、変動することがあります。
また中止の場合もあります。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。