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発表日:2023年10月18日15時

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県政ニュース

令和5年度 埼玉県学力・学習状況調査の結果及び結果の活用について

部局名:教育局
課所名:義務教育指導課
担当名:学力向上推進・学力調査担当
担当者名:柿沼・丸橋

内線電話番号:6752
直通電話番号:048-830-6752
Email:a6750-01@pref.saitama.lg.jp

<埼玉県学力・学習状況調査について>

1    調査の概要

⑴    目的

本県の児童生徒の学力や学習に関する事項を把握することで、教育施策や指導の工夫改善を図り、児童生徒一人一人の学力を確実に伸ばす教育を推進する。

⑵    特長

    「学習した内容がしっかりと身に付いているのか」という視点に「一人一人の学力がどれだけ伸びているのか(学力の経年変化)」という視点を加え、「学力の伸び」が把握できる。

⑶    実施期間    令和5年5月8日(月曜日)~5月17日(水曜日)

【PBT(紙を使用した調査)26市町】

令和5年5月8日(月曜日)~5月24日(水曜日)

【CBT(タブレット端末等を使用した調査)36市町村】

⑷    調査学校数・児童生徒数

県内の公立小・中学校等(さいたま市を除く)に在籍する小学校第4学年から中学校第3学年の全児童生徒

県内の62市町村で実施(さいたま市を除く)

小学校           690校        138,647人

中学校           352校        131,985人

義務教育学校     2校              342人               県立学校    1校        231人

2    調査内容

⑴    児童生徒に対する調査

ア    教科に関する調査

小学校第4学年から小学校第6学年まで       国語、算数

中学校第1学年                                            国語、数学

中学校第2学年及び第3学年                         国語、数学、英語

イ    質問調査

学習意欲、学習方法及び生活習慣等に関する事項

⑵    学校及び市町村教育委員会に対する調査

学校における教育活動並びに学校及び市町村における教育条件の整備等に関する事項

<県全体の学力の伸びなどの状況>

・各教科の「学力のレベル」は、過去の同学年と同様のレベルに達している。

・全ての学年・教科で、学年が上がるごとに着実な「学力の伸び」が見られる。

※市町村別の伸びた児童生徒の割合や上記内容の詳細については下記ホームページを御覧ください。

<非認知能力(自己効力感)と学力の関係>

・自己効力感の高い児童生徒は、学力も高い傾向がある。

・自己効力感の値を伸ばしている児童生徒は、学力も伸ばしており、更に、学習方略や他の非認知能力も伸ばしている傾向がある。

<埼玉県の学力向上施策について>

    県では、県学調の結果を受けて、市町村・学校との一層の連携・協働による「総合的な支援」及び「重点的な支援」を実施しており、それぞれに対応した施策を行うことにより、児童生徒の学力向上を図っている。

1    総合的な支援

各市町村・学校の効果的な取組の共有・普及や、調査データにおける分析結果の活用など、全ての市町村や学校への支援を行っている。

2    重点的な支援

学習のつまずき解消のための指導・助言、学力向上に向けた教員の重点的な配置など、市町村・学校の課題に応じた個別の支援を行っている。

<埼玉県学力・学習状況調査のCBT※化>     Computer Based Testing

    児童生徒の学びの状況を詳細に把握し、教員の指導方法の工夫・改善や児童生徒一人一人の更なる学力向上につなげていくことを目的として、令和6年度調査の全面CBT化を目指す。

【主なメリット】

・正誤の状況に加えて解答時間も分析することで児童生徒のつまずきを把握し、より細かな指導が可能になる。

・CBTの特性を活かして、映像を活用してより実際の学習場面に即した出題も可能になる。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

令和5年度 埼玉県学力・学習状況調査の結果について(PDF:172KB)

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