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掲載日:2024年3月15日
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埼玉県は、教職員支援機構が新たに立ち上げました、「『新たな教職員の学び』協働開発推進事業」に参画し、本年度より連携をスタートさせました。
※『新たな教職員の学び』協働開発推進事業…「教師の学びの姿は、子供たちの学びの相似形である」という考えのもと、新たな教師の学びが「個別最適な学び、協働的な学びの充実を通じて、『主体的・対話的で深い学び』」となることを目指し、各自治体と教職員支援機構が連携し、「探究的な教職員研修」の協働開発などを行うもの。
NITSは、「教師の学びの姿は、子供たちの学びの相似形である」という考えのもと、従来の知識伝達型の研修に加え、教職員自身が自ら課題を設定し、他者と協働し、解決に向けて模索していく過程をとおして、自身の価値観を捉え直した上で、実践と省察を繰り返すことで専門性を高めていく「探究型の研修」の提案を行うと同時に、研修提供者もまた学び合うことができるよう、その手掛かりとなるであろう「共通言語」の作成に取り組んでいます。
またNITS自身も、多くの自治体と協働し、「新たな教職員の学びとは?」という問いの解決に向け、模索をしています。
今年度、探究型研修の一つの形として、「コア研修」を実施しました。 講師からの一方向の講義ではなく、参加者が対話等をとおして省察し、学びを深めていく形式が取られました。 |
今年度は埼玉県をはじめ、富山県や長崎県など、NITSと自治体が協働し、参加者自身が学びを形作っていく、新たな教職員研修を各地で試行的に行いました。 |
埼玉県としても新たな教職員の学びに向け、独自の模索を日々行っています。 |
NITS内でも、企業との意見交換をとおして新たな視座を手に入れて語り合う場を設けるなど、この一年を通じて、学びのコミュニティを確実に形成しています。 |
NITSは、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現に向けて(審議まとめ)」(令和3年11月15日)の提言を踏まえて、教師の新たな学びを模索しています。
その過程として、「研修観の転換」に向けて令和4年7月にNITS戦略を策定し、様々な取組を行ってきました。そして、約1年半の試行錯誤を振り返った上で、今後のNITSとしての取組に対する方向性が明らかになるよう、令和5年12月にNITS戦略を改定いたしました。「新たな教職員の学び」に向けたNITSの様々な取組について、当機構の荒瀬克己理事長が説明している動画などもございます。是非ご覧ください。
NITS戦略~新たな学びへ~(https://www.nits.go.jp/about/strategy/)
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