浸水害を想定した下水道施設の災害対応訓練を実施します

近年、大雨による被害が日本各地で頻発しています。特に、令和元年東日本台風は、県内各所に浸水害をもたらしたほか、マンホール等下水道施設にも被害を及ぼしました。下水道局では、この状況を鑑み、台風等の大雨による災害への対応力を高めるため、昨年度に引き続き浸水害を想定した訓練を実施します。

訓練では、県内の協定締結民間団体、市町・組合、下水道公社と連携し、災害発生時の対応手順を確認するとともに、習熟度の向上を図ります。

訓練の概要

 1  訓練実施日時

令和3年10月19日（火曜日）  午前8時30分から午後3時頃まで（予定）

 2  訓練対象施設

埼玉県流域下水道の幹線管路、全下水処理場（9か所）ほか

 3  被害想定

埼玉県に台風が接近し、直近48時間の降水量は各地で200mmを超える大雨となった。県内各地の下水処理場では、近隣河川からの溢水のおそれが生じているほかマンホールや下水管路が損傷するなどの被害が発生している。

 4  主な訓練内容

災害時復旧支援に関する協定締結民間団体と連携した応急対応訓練

ア  幹線管路（市街地での溢水への対応）   実施場所：鴻巣市内、ふじみ野市内

   ・市町・組合、下水道公社による被害状況の把握、協定締結民間団体への支援要請

   ・（公社）日本下水道管路管理業協会による汚水の移送など

イ  下水処理場等   実施場所：春日部中継ポンプ場（春日部市）ほか

   ・下水道公社による被害状況の把握、協定締結民間団体への支援要請

   ・（一社）埼玉県建設業協会と連携した排水用資機材や土嚢の設置など

【溢水への対応イメージ（昨年度の訓練から）】

   

         吸引車による汚水の移送                                                                   土嚢の作成・設置

 5  訓練参加機関

埼玉県、市町・組合56団体、（公財）埼玉県下水道公社、包括的民間委託事業者、（一社）埼玉県建設業協会、（公社）日本下水道管路管理業協会

報道発表資料（ダウンロードファイル）

浸水被害を想定した下水道施設の災害対応訓練を実施します（PDF：387KB）

県政ニュースのトップに戻る