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掲載日:2022年11月1日
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水道は県民の生活になくてはならないライフライン。
そんな重要な施設の計画、設計、建設、維持管理に携われていることを誇りに感じています。
ささいなことでも相談に乗ってくれる上司、同僚が多く、職場は活発で風通しの良い職場です!
水道整備事務所(総合土木職)下山諒さん(平成24年4月採用)
年月 | 所属 |
平成24年4月採用 | 庄和浄水場(工務担当) |
平成27年4月 | 水道整備事務所(送水施設担当) |
平成30年4月 | 水道企画課(水源計画担当) |
令和3年4月 | 水道整備事務所(浄水場施設担当) |
令和4年4月 | 水道整備事務所(送水施設担当) |
水道整備事務所では県営水道施設の建設、更新、耐震化工事を行っています。所属する送水施設担当では水道施設のうち水道管の工事を担当しており、現在は東松山第二幹線という口径1,100mm、延長約22kmにおよぶ水道管の幹線整備を主に行っています。施工延長が長いことから複数の工区に区切り、工区ごとに担当職員を割り振って整備を進めています。
具体的な仕事内容として設計業務、監督業務、調整業務があります。設計業務では工事、委託業務の発注に必要な図面、設計書等の作成を行います。監督業務では受注者が工事、委託業務を設計仕様どおりに行っているか現場立会や書類により確認します。調整業務では工事、委託業務を円滑に進めるため、関係機関と協議し必要な手続等を行います。関係機関は、布設場所の管理者(道路、河川、公園等)、支障物の管理者(下水管、ガス管、電柱等)、借地地権者、警察署など多岐に渡ります。
当事務所では大規模な工事を行っており、工事を進めていく中で設計どおりに施工できない等のトラブルに直面する場面が多々あります。そのような際は、焦りや不安で頭がいっぱいになりますが、受注者や上司と知恵を絞り合ってトラブルを乗り越えた時には毎回やりがいを感じています。
職場は20代、30代の若手職員が多く、一部の若手職員は昼休みに気分転換と健康維持のためバスケ等のスポーツをして交流を深めています。
大規模工事の発注が多い事務所のため、工事発注時期は仕事がかなり忙しくなりますが、手の空いている職員が設計業務の一部を手伝うなど、お互いに助け合いながら業務を進めています。
また、設計、監督業務では毎日のように分からないこと、判断に迷うことが生じますが、ささいなことでも相談に乗ってくれる上司、同僚が非常に多いため、職場内は相談しあう職員の声があちこちで飛び交っており、風通しのよい活発な職場だと感じています。
時刻 | スケジュール |
8時10分 | 出勤 |
8時30分 | 朝礼、メールチェック等 |
9時00分 | 受注者との打合せ |
9時30分 | 受注者から提出された工事書類の確認 |
10時00分 | 関係機関との打合せ |
12時00分 | 昼食 |
13時00分 | 工事立会い(施工状況、使用材料、工事目的物の形状寸法等を確認) |
16時30分 | 関係機関との打合せ記録作成 |
17時30分 | 退庁 |
前回、水道整備事務所に配属された際に口径2,000mmの水道管が完成したため、洗管作業の計画、調整を担当しました。洗管作業とは、水道管の使用開始前に管内を水道水で洗浄する作業のことです。口径2,000mmの洗管作業では大量の水道水を使用し河川へ排水するため、浄水場、排水先との調整に大変苦労しました。また、排水の勢いも凄まじいことが想定されたため、近隣住民や釣り人から理解が得られるよう、作業内容について自治会回覧、ポスター設置、ビラ配り等で事前周知しました。苦労した甲斐あって苦情なく洗管作業を終え、水道管が無事に使用開始した際は大変嬉しかったです。
子供の頃、実家周辺で区画整理事業が行われており、畦道しかない地域に立派な道路が次々と完成していく光景を見て、公共工事に憧れを抱き将来は土木公務員になりたいと思いました。出身は群馬で、就職の際にどの自治体を受験するか迷いましたが、都心、地元共に近い立地や自然の多さに魅力を感じ、永住するなら埼玉だと思い埼玉県職員を志望しました。
採用されて以来、縁があり水道関係の課所のみを経験していますが、水道は県民の生活になくてはならないライフラインであり、そんな重要な施設の計画、設計、建設、維持管理に携われていることを誇りに感じています。
採用当初は道路、河川、橋梁等の様々な土木工事に携わりたいと考えていましたが、10年間水道関係の仕事をする中で水道の奥深さを知り、今後も水道関係の仕事に携わりたいと思うようになりました。
現在、県営水道は施設の老朽化や水需要の減少等、事業の継続にあたり、たくさんの課題を抱えています。特に水道管は、これから続々と更新時期を迎えるため計画的に更新していく必要がありますが、水道管が大口径であること、県内の市街地化が進んでいること等から更新ルートが定まらず一筋縄ではいかない状況が続いています。
課題は山積みですが、将来に渡り県民へ水道を安定供給できるよう、さらに水道に関するスキルを磨き、この難局を乗り越える道筋を描ける職員になりたいです。
休日は妻と子供2人と公園や遊園地等のレジャースポットに出かけてリフレッシュしています。
また、昨年、近所に姉家族が引っ越してきたので、頻繁に姉家族とホームパーティーやバーベキューをして楽しんでいます。
平日は毎晩妻との晩酌を楽しんでいます。
筆記試験対策では市販の問題集を購入して勉強しました。
面接対策では大学の友人や教授に試験官役になってもらい面接練習をしました。また、面接で受け答えができるよう、埼玉県のHPを眺めて県が取り組んでいる事業について、ある程度頭に入れておくようにしました。
対策はやればやるだけ自信になり、落ち着いて本番に臨めると思います。特に面接は話す内容をイメージできていても、声に出してみると意外とうまく話せないものです。本番前に繰り返し声を出して練習することをお勧めします。
埼玉県では私のように県外出身の職員もたくさん働いています。埼玉が地元でない、埼玉にゆかりがない等の理由で受験をためらうことはありません。埼玉県の仕事に興味がある方の受験をお待ちしています。埼玉県をもっと住みやすくするため、一緒に働きましょう!