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掲載日:2022年11月1日
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県民の生活を支えるやりがいのある仕事!
勉強してきた専門知識を活かし、さらなる知識や経験を得られる業務で自分自身の成長を実感できる。
行田浄水場技術第二担当主任(設備職) 池島 成基さん(平成25年4月採用)
年月 | 所属 |
平成25年4月採用 | 大久保浄水場(機械施設担当) |
平成28年4月 | 計量検定所(検査検定担当) |
平成31年4月 | 大久保浄水場(高圧ポンプ・場外施設担当) |
令和4年4月 | 行田浄水場(技術第二担当) |
私の所属する行田浄水場は、県内に5か所ある県の浄水場の1つです。行田浄水場では、利根川の水を取水し処理することで水道水を作っています。水道水を作る過程には様々な水処理施設があり、それらの設備の保守管理に携わっています。具体的には、設備の修繕や更新に関する計画を立て、設備が経年劣化等で故障する前に計画的に修繕や更新の工事を発注します。契約締結後は、受注者と調整し工程の管理を行い、仕様書どおりに工事が行われているか監督業務にあたります。 浄水場の業務は重要なライフラインである水道水を支えているという実感ができ、とてもやりがいを感じることができます。
行田浄水場は設備、化学、総合土木、事務等の職員で構成されています。それぞれの職種の専門分野を活かし、お互いに協力しながら業務を進めています。年齢構成については、ベテランから若手までバランス良く配置されており、何かわからないことがあっても相談しやすい環境にあります。コロナ禍以前には終業後も職員間で食事をしたりと公私共に良好な関係を築くことができています。
時刻 | スケジュール |
8時15分 | 出勤 |
8時30分 | 1日のスケジュール確認、メールチェック等 |
9時00分 | 受注者との当日作業の打合せ |
9時30分 | 作業立会 |
12時00分 | 昼食 |
13時00分 | 業務発注のために書類作成 |
15時30分 | 受注者からの作業報告書の受領及び内容の確認 |
17時15分 | 退庁 |
令和元年に発生した台風19号の対応が印象的であり大変だったと記憶しています。当時、川から水を取水するためのゲートが動かなくなる事象が発生し、その対応にあたりました。深夜帯に作業を行い、無事に復旧できたときの安堵感は今でも忘れられません。こういった現場での作業を重ねることで知識や経験が増え、自分の成長を実感できる瞬間です。
就職活動をしていた当時、公務員を目指して活動していました。県、市、自衛隊等の採用試験に臨みましたが、埼玉県では技術職の採用数、携われる業務内容が多かったため、入庁を決めました。実際に入庁してからも同職種の同僚が多く、幅広い業務に対応することができるため埼玉県に採用されてよかったと思います。また、必要な資格を取るためのサポート(資金補助など)が充実していることも魅力的だと思います。
まずは、設備職として機械、電気設備に関する専門知識をさらに深く身に付けていきたいと考えています。そして、設備職の諸先輩方の背中を追いかけながら、日々多くのことを吸収して学んでいき、あらゆる分野で活躍、挑戦ができる職員を目指していきたいです。
休日はペットのウーパールーパーの水替えや餌をあげたりと自宅でのんびりと過ごすことが多いです。長く飼っているとだんだんと慣れてくるものですが、水槽に近づくと近寄ってきてくれる所は、非常に愛らしいと感じています。
ホームページや説明会等で情報収集を行い、自分がどんな仕事をやりたいのかを明確にしておくことが大事だと思います。試験対策はコツコツとやっていくしかないと思いますが、体に気を付けて頑張ってください。
設備職の業務内容は多岐にわたりますが、どれも県民の生活を支えるやりがいのある仕事です。また、勉強してきた専門知識を活かすとともに、さらなる知識や経験を得られる業務ですので、自分自身を成長させることができます。
熱意のある皆さんと将来、一緒に働けることを楽しみにしています。