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掲載日:2024年5月1日
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安全・安心な水道用水の供給には日々の検査が重要!
毎日の仕事の積み重ねにより、職員としての成長を実感しています。
水質管理センター(化学職)稲邊穂乃香さん(令和5年4月採用)
年月 | 所属 |
令和5年4月採用 | 水質管理センター(監視・支援担当) |
水質管理センターでは、水質検査と水質事故の対応を行っています。水質検査では、定期的に水道用水とその源となる河川水の水質を検査しています。水質事故対応では、河川の水質汚染が起きた場合、実際に現場へ向かい、河川の様子と水質に異常がないか確認します。
もし、有害な物質によって水道用水が汚染されると、県民の健康状態にも影響を及ぼしてしまいます。そのため、水質管理は県民の命を守ることでもあると思います。私は、責任感とやりがいを感じながら、日々業務に当たっています。
和やかな雰囲気に包まれた居心地の良い職場です。わからないことがあれば、上司や先輩に気軽に相談することができます。話好きな方が多く、休日の過ごし方や趣味の話をして盛り上がることもあります。
また、年齢層が幅広く、多くの方と関わることができて、日々楽しく感じています。
時刻 | スケジュール |
8時15分 | 出勤 |
8時30分 | 1日のスケジュール確認・メールチェック |
9時00分 | 河川状況の確認のため外出(採水・簡易的な水質検査) |
12時00分 | 昼食休憩 |
13時00分 | 午前中に採水した検水の水質検査(前処理操作・分析機器を用いた測定) |
15時00分 | 検査結果の報告書作成 |
17時15分 | 退庁 |
初めての採水業務は、かなり印象に残っています。採水では、橋の上からロープに繋がれたバケツを下ろし、河川水を汲み上げます。思っていたよりも力仕事であったため、先輩が採水する姿を見て驚いたことを今でも覚えています。河川の流れが速い日や、風の強い日でも同様の操作で採水するため、操作に慣れるまでの間は大変でした。
入庁当初は右も左も分からなかったので、一つ一つの書類作成や業務から覚えることが多く、苦労することも多かったです。上司や先輩の手厚いフォローのおかげで、徐々に業務をこなせるようになりました。日々成長を感じることができる、この環境を嬉しく感じています。
生まれ育った埼玉県に貢献したいと思い、志望しました。水質管理センターは、県民に安全な水道用水を届けるために日々業務を行っており、人の役に立つ仕事をしていると感じています。
入庁前は、フォーマルな服装を身にまとい、パソコンに向かってひたすら事務作業をするイメージがありました。しかし、採水業務など、作業服を纏って出張することが多く、想像以上にアクティブな環境でした。また、水質検査では、分析機器に触れる機会が多くあるため、化学職としての知識が活かせる仕事と感じています。
水質管理センターでは、水質検査に関する知識を習得する機会が多くあります。
今後は浄水場でその知識を活かしつつ、浄水処理に関する経験を積みたいと考えています。
散歩やジョギング等をして身体を動かすことが好きなので、趣味の一環として楽しんでいます。また、学生時代に始めたオリエンテーリングというアウトドアスポーツの大会にも度々参加しています。
教養試験(※)は、市販の問題集を使用して勉強しました。専門試験は、国家一般職の化学職に関する試験問題を使用して勉強しました。筆記試験は、時間との勝負なので、時間配分を工夫する等、自分なりの必勝法を見つけるのが大事だと思います。
面接試験は、ホームページ等で埼玉県に関する情報収集をしつつ、想定される質疑応答を自分なりに考えて、イメージトレーニングに励みました。実際に埼玉県に勤める化学職の先輩に話を聞いて、イメージトレーニングの材料にするのも効果的かと思います。
※令和6年度から、上級・初級試験の専門職試験における教養試験は廃止されています。
最終合格発表の時期が民間企業の就職活動と比べると遅いため、不安になることもあると思います。ですが、最後まで強い気持ちで立ち向かってほしいです。応援しています!