神棚製作の全体計画

2023年2月の彩の国総合技能展に展示するために製作した「神棚」です。

（彩の国総合技能展とは、県内職業訓練校の訓練生が日頃の成果を発表するイベントです。）

 

製作者は建築1年、人数は13名、製作期間：12日間です。

日程がタイトなため、以下のような工夫をしました。

全体を4つのブロックに分け、各ブロックの担当者を決め、同時並行で作業を進め、最後に組み合わせる。

ブロック01：土台	ブロック02：本体	ブロック03：建具	ブロック04：小屋組

 

印刷した現寸図から、寸法を直接、部材に写す。

1. 墨付の精度が上がる。
2. 加工精度も向上する。

縁束の現寸図	柱の現寸図

 

模型をつくる。

1. 仕上がり像が共有できる。
2. 各部材の加工方法を把握できる。
3. 部材同士の納まりを確認できる。

本体模型	土台部分の模型	建具の模型

 

「神棚」製作風景の動画：18分04秒