トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 秩父地域振興センター > 秩父地域の観光情報トピックス > 秩父地域の「地域おこし協力隊員」が紹介する“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ 第2回 暮林 まどか(くればやし まどか)さん
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掲載日:2023年11月7日
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【長瀞町(ながとろまち)地域おこし協力隊 暮林 まどかさん】(写真:持田 仁)
○ 協力隊員になったきっかけや、活動について教えてください。
40代を迎えて、“人生で今しかできないことは何かな?”と考えるようになったんです。まだちょっと若くて、まだ元気もだいぶある、今のうちにしてみたいこと。そんな思いにピタッとはまったのが、長瀞町への移住と地域おこし協力隊でした。
協力隊としての私のミッションは「長瀞町の新しいお土産を作る」こと。
壮大なテーマに戸惑いながら、町を毎日歩きまわると…けっこうある。お菓子や加工品、畑の恵みに工芸品…魅力的なもので溢れていました。
観光客のときに私が見つけられなかった理由は、お土産に意識を向けていなかったからだと気づき、「新しいものを作る前にまず、今あるお土産に興味を持ってもらおう!」と考えたんです。
私が惹かれたのは、長瀞町の“土の産物”であるお野菜。仲良くしてくださる農家さんたちと一緒に、お客さまを畑にお招きする交流イベントを組み合わせた畑の直送便「ながとろ町のお土産野菜Torocolo」を立ち上げました。
この活動には毎回嬉しい産物があるんです。それは、畑の野菜がつなぐ農家さんとお客様の笑顔の輪。実りや収穫の多いサービスとなるように、町のみなさんと楽しみながら、大切に「Torocolo」を育てていきたいです。
※ Torocolo ・・・「toro」は、長瀞のトロ、「colo」は、ラテン語で「耕す」を意味しています。
【「Torocolo夏の便」をお届けしたみなさん。YouTube動画では農家さんたちとの作業風景などもご覧いただけます。】
(参考)Torocoloチャンネル(YouTube動画)
【野菜の様子やサービスの詳細をお伝えするWEBサイトが出来上がりました。(R2.11.1)】
(参考)Torocoloオフィシャルサイト
〇 長瀞町には素敵な場所がたくさんあると思いますが、今回は1つだけ、オススメを教えてください。
移住したばかりなので、町全体がアミューズメントパークのように感じているところです。
長瀞町内の各地区に個性があって、その地区にまつわる歴史などを調べて歩きまわるのが楽しいです。私は普段も旅行に行くと、その土地の日常を感じられる場所へ足を運ぶのが好きなので、“町を歩きまわる”をおすすめしたいと思います。
観光エリアで有名な長瀞地区。暮らしぶりが垣間見られる野上(のがみ)・野上下郷(のがみしもごう)地区。秋には柿がいっぱいな井戸(いど)地区。どこか神秘さの残る岩田(いわた)地区。豊かでのどかな矢那瀬(やなせ)地区。天空の風布(ふうぷ)地区。
たとえば、果物をテーマに。夏の盛りはぶどう、秋には柿、冬から春はいちご狩りなど、生産者さんから直接購入して旬の果物が楽しめます。
たとえば、歴史をテーマに。神社やお寺などあちらこちらに史跡があります。
ハイキングコースもいくつもあるのでぜひ、歩いてみてほしいです。
そして、道行く人や地元の方と出会ってほしいです。きっと、観光ブックには載っていない、長瀞町の物語にも出会えると思います。
レンタルサイクルはもちろん、モビトロ(長瀞町観光協会)やトゥクトゥクレンタル(東馬建設)などの長瀞町ならではのレンタカーもあるので、長瀞観光にぜひ町内散策を加えてみてはいかがでしょうか。
(参考)長瀞町の魅力を発信しています。Instagram
【いつも橋の上から眺めているラフティング…この夏、挑戦したいです。長瀞で行われているリバーサイドヨガも気になっています。】
【夏はぶどう、秋は柿、冬から春はいちご狩り。生産者さんとの何気ないおしゃべりも楽しくて、美味しさもひとしおです。】
【次回(第3回)は、皆野町地域おこし協力隊員の 姉川 拓生 さんです。お楽しみに。】
[取材日(寄稿日):2020年8月17日、記事掲載日:2020年8月24日] ※ 掲載している情報は取材日現在のものです。
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