トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 秩父地域振興センター > 秩父地域の観光情報トピックス > 秩父地域の「地域おこし協力隊員」が紹介する“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ 第14回 福田 春加(ふくだ はるか)さん
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掲載日:2023年2月15日
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【横瀬町地域おこし協力隊員 福田 春加さん】
〇 自己紹介をお願いします。また、協力隊員の活動について教えてください。
2021年10月から横瀬町の地域おこし協力隊員として、地域商社である株式会社ENgaWAで主に特産品開発を行っています。
埼玉県狭山市出身で、以前は食品会社で商品開発の仕事をしていました。
当時は、大量生産、効率化、大勢に反響のある商品づくりをしていました。
しかし、いつしか地域の人々やお客さんの顔が直接見えて、信頼関係が築ける環境で、ものづくりにチャレンジしてみたいと思うようになりました。
横瀬町は、いちごやプラムなどのフルーツやお茶の生産が盛んです。生産されたものを初めて口にした時には、そのおいしさに驚きました。恥ずかしながら、同じ埼玉県内でこんなに近くに素敵な農園がたくさんあることをまったく知りませんでした。
横瀬町には、良い農産物ができても販路や加工施設が少なく、また、B級品の受け皿となる仕組みが不十分であるという現状があります。
この現状を自分のスキルを活かして解決し、生産者、製造者、消費者がwin-winの状態を目指したいと考え、横瀬町の協力隊員になることを決めました。
活動内容としては、横瀬駅の「駅前食堂」と「チャレンジキッチンENgaWA」の運営、農作業支援、イベント企画や観光ツアーでの食事提供などを行っています。
【チャレンジキッチンENgaWAのオープニングイベントの様子。2022年3月下旬より毎週カフェ営業やイベントを行っています。】
【町内での梅の実収穫の様子。チームのメンバーと訪町していたボランティアと一緒に行いました。】
〇 横瀬町には素敵な場所がたくさんあると思いますが、特におススメなところを教えてください。
今回は、私のお気に入りの場所を2つ紹介します。
一つ目は、武甲山と町を一望できる「寺坂棚田」です。
県内最大級の棚田で、農林水産省認定の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」にも選ばれています。
横瀬のシンボルの武甲山とセメント工場を望める大好きな場所です。友人や家族が遊びに来た時には、必ず一緒に訪れています。
春は田植えされた水面鏡、夏は青々とした稲と山、秋は咲き誇る彼岸花、冬はたまに見られる雪景色と、どの季節も楽しむことができます。
二つ目は、一人でもファミリーでも楽しめる「ウォーターパーク・シラヤマ」です。
遊具もあり、浅瀬で駅から歩ける立地なので夏は家族連れで賑わいます。札所巡りやウォーキングのコースにもよく入っています。
私は、仕事の合間に一人でぼーっとしに訪れたり、仲間と散歩をすることが多いです。きれいな横瀬川の清流を眺めているだけでもとても癒されます。
ぜひ立ち寄ってみてください。
【桜咲く春のウォーターパーク・シラヤマ。】
[取材日(寄稿日):2023年1月18日、記事掲載日:2023年2月15日] ※ 掲載している情報は取材日現在のものです。
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