「埼玉わっしょい大使」兼「埼玉県広報アンバサダー」米澤麻里絵さんに自治体の魅力発信をテーマに講演いただきました
令和6年8月9日、第39回地域の未来を考える政策プロジェクト会議*において、埼玉県西部地域を中心にインフルエンサーとして活動されている「埼玉わっしょい大使」兼「埼玉県広報アンバサダー」の米澤 麻里絵(よねざわ まりえ)さんを講師に迎え、「地域密着型インフルエンサーから見たダイア5市の魅力と発信のポイント」と題して講演いただきました。
*地域の将来に向けた課題を掘り下げ検討し、長期的な課題の解決を目指すことを目的とした会議。西部地域は所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市、当センターで構成。
西部地域の具体的なエピソードを交えた軽妙な語り口に、参加された皆さんは熱心に耳を傾けていました。
ここでは講演内容をぎゅっと凝縮して、少しだけですがご紹介します!
SNSの四大陸を制覇すべし!
- 利用者の多いSNSの四大陸(Facebook(フェイスブック)、X(エックス)、Instagram(インスタグラム)、TikTok(ティックトック))はどれかに偏ることなく、それぞれのユーザー層を意識してうまく使い分けるとよい。例えば、Instagramは比較的若い女性の利用割合が高い、というようにSNSごとにユーザー層に特徴がある。
- SNSで広報する際は、その広報のターゲットとなる年齢層や性別のユーザーが多いSNSを中心に発信していくとより高い効果が期待できる。
- 自治体職員の方々はぜひプライベートでも四大陸制覇を目指してほしい。自ら発信することは、仕事にも必ず活きてくるはず。
「バズる=成功!」…なの?
- たくさんの人に知ってもらうためにとにかくバズりたい?…ちょっと待って、それって本当にバズっても大丈夫?
広報はバズればよしという単純なものではない。
- 例えば、最大受入可能人数を2千人で想定しているイベントに5千人来てしまったらどうする?対応できる?
せっかく来たのに何もできずに帰ることになった方々がどういう気持ちになるか…、想像に難くないでしょう?
- バズらせることそれ自体が目的になってしまわないように。事業の規模やターゲットに見合った発信をすることが大事(バズったときに対応できるよう準備も忘れずに)。
ローカルでいけ!そして発信に意欲的であれ!
- 市町村こそ、地域のローカルな情報をできるだけ頻繁に発信するべき。
- 些細なことでもかまわない。自分たちにとってはなんでもない日常の一コマでも魅力に感じて刺さる方がいるかもしれない。
ローカルな情報にたくさん触れることで身近に感じてファンになってくれる方がいるかもしれない。
- まずはとにかくローカル情報をコツコツガツガツ発信することから。そこからです。
管内各市の公式ホームページ、公式SNSをのぞいてみよう!
さて、管内各市はどんな広報をしているのか、ぜひホームページやSNSをのぞいてみてください。
西部地域のトピック満載!の米澤さんのSNS四大陸はこちらからチェック!(特にグルメな人は必見!?)
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