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掲載日:2022年9月20日
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3トンの高周波誘導炉を2基有し、20トンクラスの大型鋳物を得意とする鋳物工場である。代表的な製品としては、上下水道の逆止弁や500円硬貨を作る板金プレスの部品などがある。また、青森県弘前図書館所蔵の図面を基に型を作り、幕末に使われたカノン砲を復刻したこともある。
カノン砲
職人の技能向上のため、鋳造技能士の資格取得を積極的に進め、14名の1級鋳造技能士が在籍している。中でも工場長は、平成21年に卓越した技能者(いわゆる「現代の名工」)として厚生労働大臣表彰を受けている。また、鋳造には長年の経験が必要であることからシニア社員の登用にも熱心に取り組んできた。67歳までだった定年制を廃止して、70代の社員も貴重な戦力として活躍している。
高周波誘導炉
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