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掲載日:2023年9月14日
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ニッケンホールディングスは、1952年に奥墨商店として創業し、1972年に株式会社ニッケンコーポレーションが設立され、その後、1976年に奥友住宅株式会社の設立、1978年にニッケン建設株式会社の設立などを経て、現在に至ります。
創業70周年を迎え、埼玉県南東部の戸田市、川口市、蕨市、さいたま市南部エリア(浦和区、中央区、桜区、緑区、南区)を中心に不動産・建築業を展開しています。
2022年1月に、ニッケングループはグループの一体感を強化した新体制(1本部、2事業所、2関連会社)へと生まれ変わりました。
それまでは各社が独立採算制でビジネスを展開していましたが、企業のライフサイクルを上昇させるべく、グループ間の壁を取り払い、様々な知恵やアイデアを共有することで、不動産業と建設業における「地域密着型リーディングカンパニー」を目指しています。
ホールディングス化を契機に、地域の暮らしの中のあらゆる声に応えることができる「ワンストップビジネス」の構築を目指し、本当の意味で地域に愛される持続可能な企業としての成長を目指しています。
ニッケンホールディングス 本社 エントランス
【不動産業&建築のワンストップビジネス】
(株式会社ニッケンホールディングスH.Pから引用)
ニッケンホールディングスへの訪問のきっかけは、不動産業と建設業の両方を手掛ける地元に密着した企業があり、そこでは地域貢献活動が活発に行われていて、SDGsを意識した企業経営がなされているとの話を耳にしたからです。
是非とも、この機会に話を聞かせていただき、その取組を紹介したいとの強い思いから実現に至りました。
ホームページを拝見すると、そこには「地域密着型リーディングカンパニー」として、様々な人やグループと手を携え、新たなビジネスや社会貢献活動を進めることで、地域を牽引するグループへと成長し、まちがさらに発展する未来の実現を目指そうとする企業の姿勢が色濃く反映されていました。
今回、地域、また、そこに住む人々やグループと一緒になって新たなビジネスや社会貢献を進めることで、地域を牽引し、より一層発展する未来を実現しようとする企業の様々な取組等について聞かせていただきました。
【商品・サービス総合ブランド】
(株式会社ニッケンホールディングスH.Pから引用)
今回、話を聞いている中で印象に残った言葉があります。それは「住まいと暮らし業」です。
建設業、不動産業には、「縦割りの横並び」という意識により、長年様々な常識や慣習がはびこっているそうです。そのような中であっても、従来の「建設業・リフォーム業・不動産業」の枠組みや、住宅・建設・土木・不動産賃貸業・買取・再販等の産業分類にとらわれることなくワンストップビジネスを推進していきたいという強い思いからの発想とのことです。
既成の枠組みにとらわれることなく、果敢に挑戦を続けていく中で、人生の節目に関わることの多い不動産業・建設業という特性を活かし、生命保険事業等の新たなサードパーティービジネスの構築にもつなげていきたいとのことでした。
これらの取組も地域密着型リーディングカンパニーとして地位を確立していくための通過点であり、さらなる躍進へとつなげていただき、その結果として地域住民の皆さまにとってもプラスになるのであれば素晴らしいと率直に感じました。
また、地域貢献にも力を入れているとのことでたくさんの話をお聞きしました。
例えば、少年・少女のスポーツ大会の主催・協賛等をしたり、他にも工作教室を開催したり農業体験の場を提供したりするなど幅広い分野において地域貢献活動を行っています。
いざ地域貢献活動を始めようとなった時に、何かを始めるのは比較的容易かもしれない。しかし、それを維持・継続していくことは、本当に大変なことであると聞き、地域貢献活動への熱い思いを感じました。
そんな中、先に開催された女子サッカーのワールドカップにおいて日本代表として出場し、大いに活躍した戸田出身の長谷川唯選手(とだPR大使)が、ニッケンホールディングスが主催した女子サッカーの試合に出場していたのですよと、嬉しそうに話されているのを聞いてこちらも同様に嬉しくなりました。
また、今年の7月29日に、戸田市立笹目東小学校の体育館で開催された「わくわく工作教室」が23回目の開催となるそうです。子供たちが真剣にモノづくりを楽しんでいる様子が印象的です。
一つのエピソードとして、子供の頃に工作教室に参加してくれた子供が、成長し大人になって家を建てようと思った時に、ニッケンホールディングスを選んでくれたという話を聞き、地道に続けてきた地域貢献活動が、結果としてビジネスにつながるケースもあるということで感銘を受けました。
【地域貢献活動の数々】
ニッケングループ杯 戸田市少年サッカー連盟招待ニッケン少女大会
わくわく工作教室 わくわくニッケンファーム
今回、ホームページを拝見させていただく中で、地域貢献活動の他にも目を引く項目がありました。それがSDGsに関する取組です。
特に、SDGsの17の目標のうち、10の目標について個別具体的に取組内容が説明されており、それらの一つ一つが具体的で、かつ、地域に密着したものです。
具体的には、「目標3:すべての人に健康と福祉を」に関連して、不動産部門において見守りサービスを導入することで70歳以上の人でも賃貸の受入れを行うことや、「目標5:ジェンダー平等を実現」に関連して、今後も女性の採用を積極的に行い、役職者を育成することなどが宣言されています。
その他にも「目標11:住み続けられるまちづくり」に関連して、少年少女野球やサッカー大会の主催や建設現場の廃材を利用した夏の工作教室の実施等、目に見える形で利益を地域に還元していくことや地域雇用の創出にも注力し、近隣の高等学校とも連携し、高卒の新卒採用も行っていけるよう準備していくことなどが宣言されており、地域密着型カンパニーの文言どおり地元に貢献していく企業の姿勢が強く表れています。
お話の中で、不動産の賃貸に関連して、外国人のお客様に対しては外国人専用の保証窓口を仲介させる取組なども開始し、実績をあげていることもお聞きしました。
埼玉県SDGsパートナー、さいたま市SDGs認証企業、とだSDGsパートナーに登録されているのも納得です。
また、地域密着というキーワードに関連して、興味深い取組を教えていただきましたので、この場でご紹介いたします。「nikken walker」というYouTubeチャンネルを設けており、その中で地域のお店の魅力を絶賛配信中です。
https://nikken-holdings.co.jp/group-about/sdgs/
◇ニッケンホールディングスのSDGsに関連する取組等
https://youtube.com/@nikkenwalker?si=TqYJZO_GwavAWcVB
◇YouTubeチャンネル「nikken walker」
埼玉県SDGsパートナー宣言 登録証 シニア活躍推進宣言プラス
その他にも、埼玉県の多様な働き方実践企業、シニア活躍推進宣言企業プラスの認定なども受けており、働き方改革などにも積極的に取り組んでいます。
そのような中で、今回、2024年問題に直面する建設業界の現場からあがってくる貴重な声もお聞きしました。関係機関と情報共有をしっかりいたします。
ご対応いただきました株式会社ニッケンホールディングスの奥墨代表取締役C.E.O.、黒井専務取締役C.O.O.、企画経営本部の北山様、ありがとうございました。
会議室にて撮影
〔左から奥墨代表取締役C.E.O.、黒井専務取締役C.O.O.、北山様(経営企画本部)〕
株式会社ニッケンホールディング
◇Twitter:株式会社ニッケンホールディングスさん (@NIKKEN_HOLDINGS)
◇Facebook:ニッケンホールディングス | Facebook
◇YouTube:HD nikken - YouTube
◇Instagram:株式会社ニッケンホールディングス(@nikken.saiyou) • Instagram写真と動画
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