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掲載日:2024年12月20日
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和光紙器株式会社は、商品を発送するときに使う箱や緩衝材など、包装資材の商品開発、製造を行うプロフェッショナル集団です。
社名に「紙」とあるように、段ボールを数多く取り扱っています。
川口市役所にほど近い本社。2階にはショールームがあります。
コロナ禍において、社会では様々な課題が生まれました。例えば大雨や地震の被災地では、避難所におけるウイルス感染防止など新たな対策が求められるようになりました。そこで、段ボール製の組み立て式パーテーションを開発。従来からあった段ボールベッドも、改良を加えました。
段ボール製パーテーション。ガムテープ不要の組み立て式。中に入ると不思議と落ち着きます。
段ボールベッドは頭部の屋根部分を工夫。また、組立前はベッド横にある箱にコンパクトに収まるよう改良、保管に場所を取りません。
これは社員のアイディアから生まれた商品の猫ハウス(左)。かわいいですね。
包装資材として、段ボール以外の素材も扱っています。
自動車部品などを梱包する包装は、従来、使用する度に製造していたため、多くの在庫スペースが必要でした。これは勿体ないと社内でアイディアを出し合い、繰り返し使用できる包装資材を開発。工場内をスッキリさせた上に、廃棄物の発生抑制も実現しました。
本橋代表取締役「和光紙器では環境配慮型包装資材の製造に力を入れています。自動車部品などを梱包する包装資材などで多く利用していただいております。 和光紙器では100パーセントリサイクル材に拘り、そして繰り返し使えるよう耐久性を高め、一貫生産により製造中の無駄を生まない仕組みを構築したことで、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を実現させた包装資材を得意としております。」 |
様々な形に加工できる柔らかな樹脂製の包装資材は緩衝機能が高く、また再生素材を原料に、繰り返し使用できることから、Polyecolene(ポリエコレン)と名付けました。
ご対応いただきました本橋代表取締役。会社のビジョンを落とし込んだオリジナルの手帳・WAKONOTEを社員育成に活用しているとのこと。お忙しい中、ありがとうございました。
和光紙器株式会社
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