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掲載日:2024年11月7日
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化学肥料の価格高騰のため、化学肥料を効率的に削減する方法や、堆肥の利用などに関心が高まっています。
また、国の政策目標においても「みどりの食料システム戦略」で、化学肥料削減の目標「2030年までに20%削減(2016年比較)」が掲げられています。
県でも同様に「埼玉県環境負荷低減事業活動促進基本計画」で、化学肥料削減目標「2027年までに16%削減(平成28年度比)」を掲げています。
国では、肥料価格高騰対策として化学肥料使用量の2割低減に取り組む農業者に対して、肥料コスト上昇分の7割を補填する支援金を交付する事業を行いました。
県でも、県内農業者の取組を後押しし、国の支援金を確実に受け取ることができるよう、化学肥料使用量の2割低減に効果のある機械等の購入経費の1/2を補助する事業として、令和4年度と令和5年度に化学肥料低減経営強化緊急対策事業を実施しました。
2年間で農業法人、農業協同組合等から104件の申請があり、側条施肥田植機、マニュアスプレッダー、ブロードキャスター等の化学肥料低減に役立つ機械類が導入されました。
この事業の効果を把握するため、本事業で機械類を導入した方々に対して、令和6年6月にアンケートを実施し、「化学肥料使用量の低減率」のほかに「生産コスト」、「作物の生育」、「労働量」、「取組を行って良かった点・悪かった点」などをお聞きしました。
その結果、全体の99%以上の方から「化学肥料使用量が低減できた」との回答がありました。また、その他にも副次的なよいこと(生産コスト・労働量の削減、作物の生育の向上等=経営強化)があり、「化学肥料低減の取組を行ってよかった、継続して行いたい」との回答を多数いただきました(アンケート結果参照)。
県内生産者の皆様にも化学肥料低減に取組んでいただけるよう、参考情報として、事例集や堆肥等の購入先情報等をまとめましたので、ご活用ください。
化学肥料使用量の削減の取組事例集はこちら☟ (画像をクリックしてください) |
堆肥等の生産者リストはこちら☟ (画像をクリックしてください) |
※上記イラストの引用元:いらすとや
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