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発表日:2021年9月28日11時
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部局名:農林部
課所名:森づくり課
担当名:森林活動支援担当
担当者名:浅海・塩濵
内線電話番号:4301
直通電話番号:048-830-4301
埼玉県では、本多静六博士の精神を受け継ぎ、優れた学術研究や実践活動により、緑と共生する社会づくりに貢献した方に「本多静六賞」を贈呈しています。
令和3年度の募集を開始しました。多くの皆様からの推薦をお待ちしております。
【本多静六博士】
本多静六博士は、慶応2年(1866年)に現在の埼玉県久喜市(旧菖蒲町)に生まれ、日本最初の林学博士として近代林学の基礎を築くとともに、明治神宮の森や東京都水源林などの森林の造成、日比谷公園や大宮公園をはじめとする全国各地の公園の設計など様々な事業を行い、近代日本の発展に大きく貢献しました。
埼玉県にゆかりがあり、学術研究又は実践活動により緑と共生する社会づくりに貢献した個人又は団体。
※詳細は下記の埼玉県ホームページを参照
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0905/honndaseirokusyoubosyu.html
(または、各種検索サイトから「本多静六賞 募集」で検索)
個人や団体からの推薦(自薦は不可)により、「推薦書」に必要事項を記入の上、次の宛先に郵送してください。
〒330-9301
埼玉県農林部森づくり課 森林活動支援担当
※推薦書は埼玉県ホームページからダウンロードできます。
令和3年12月10日(金曜日)(消印有効)
本多静六賞選考委員会の選考を経て、知事が決定します。
受賞者には、賞状と副賞(賞金、賞状木製レプリカ)を贈呈し、表彰します。
主催:埼玉県 共催:久喜市
後援:林野庁関東森林管理局埼玉森林管理事務所、
公益社団法人埼玉県農林公社、公益社団法人埼玉県緑化推進委員会、
埼玉県森林組合連合会、一般社団法人埼玉県木材協会、
一般社団法人埼玉県造園業協会、埼玉県林業経営者協会、
埼玉県森林協会、東京大学秩父演習林、NHKさいたま放送局、
テレビ埼玉、埼玉新聞社、FM NACK5
【第14回(令和2年度)の受賞者】
栗原 慶子(くりはら けいこ)氏
【受賞理由】
(1)地域活動による山村地域の活性化に貢献
氏は、県内初の女性林業研究グループにおいて30年以上にわたり会長を務め、林業技術の習得、林業経営の改善に取り組みました。また、特産品づくりの指導や都市と山村の協働による森づくり活動等の地域活動に尽力し、森林・林業の新たな魅力と活動を創出することで、山村地域の振興に多大な貢献をされた。
(2)林業女性の組織化を推進
男性中心であった林業界において、氏は全国林業研究グループ連絡協議会における女性会議を自ら組織化し、初代代表として女性の役割や能力発揮のための活動を行ってきた。これらの活動により、各地で林業女性組織が誕生することになり、全国レベルのネットワークづくりが大きく推進された。
(3)林業における男女共同参画を推進
全国の林業女性の代表として、国の中央森林審議会委員、林政審議会委員を務め、地域の現状や女性林業グループの活動などについて提言を行い、林業における女性の地位向上、男女共同参画の推進に先駆的役割を果たしてきた。
「第15回本多静六賞」の候補者を募集!ー緑と共生する社会づくりの貢献を表彰しますー(PDF:208KB)