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掲載日:2024年5月23日
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新型コロナ後遺症外来を受診する場合の流れを御紹介します。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)は、新型コロナウイルス感染症に罹患した後に、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
世界保健機関(WHO)は、後遺症(post COVID-19 condition)について「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」と定義しています。
これらの後遺症が疑われる症状には、以下のようなものが報告されています。
後遺症かな? と思ったら、まずはチェックシートを確認してください。
チェックシートにおいて「日常生活に支障が出始める程度の症状か」「症状が継続している期間」を記入し、医療機関を受診すべきかの目安としてください。
ダウンロードはこちら→新型コロナウイルス感染症の後遺症受診チェックシート(PDF:345KB)
埼玉県では、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に悩む方が必要な医療を受けられるよう、後遺症の診療を行う医療機関を募集し、県ホームページにて「新型コロナ後遺症外来」として公表しております。
後遺症に悩む方が安心して医療を受けられる体制を整備するためには、より多くの医療機関の皆様の御協力が不可欠です。
つきましては、医療機関の公表について、是非、御協力をお願い申し上げます。
後遺症を診療していただける医療機関の登録はこちらから(別ウィンドウで開きます)
※すでに公表されている医療機関の皆さまで、現在公表されている内容を修正したい場合も上記リンクよりご申請ください。
(参考資料)
埼玉県は埼玉県医師会と協力し、新型コロナ後遺症外来として指定した7医療機関9診療科から症例を集め、「症例集」として取りまとめた上で、診療科ごとに症例の指針を作成いたしました。
後遺症に悩む患者さんの診療に是非御活用いただければと存じます。
オミクロン株による後遺症への対応として、令和4年4月以降に新型コロナ後遺症外来を実施した医療機関にアンケート調査を実施し、その結果を反映させた第2版を作成しました。
厚生労働省がCOVID-19 の罹患後症状に関する診療のアプローチ・フォローアップ方法などについて、医療従事者等の助けとすることを目的に、罹患後症状についての専門家の知見をとりまとめたものです。
後遺症について、多くの方に御理解いただくためにチラシを作成しましたので、御活用ください。
後遺症で悩む児童生徒に対する埼玉県教育委員会の取組を掲載しております。
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