トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2024年度 > 2024年9月 > 首都直下地震を想定した「大規模地震時医療活動訓練」を国と連携して実施 -埼玉県での実施は5年ぶり-
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発表日:2024年9月20日11時
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部局名:保健医療部
課所名:医療整備課
担当名:地域医療対策担当
担当者名:宮武・上野・根上
内線電話番号:3642
直通電話番号:048-830-3643
Email:a3530-02@pref.saitama.lg.jp
(同時発表:内閣府、千葉県、東京都、神奈川県)
埼玉県は、国と連携して、首都直下地震を想定した医療活動に関する総合的な実動訓練を実施します。県庁のほか、被災が想定される地域の災害拠点病院等を会場として実施するもので、埼玉県で本訓練が実施されるのは、令和元年9月以来5年ぶりとなります。本訓練により、災害発生時の医療活動に係る組織体制の機能と実効性に関する検証を行うとともに、防災関係機関相互の協力の円滑化を図ります。なお、同日に千葉県、東京都、神奈川県で同様の訓練が実施されます。
令和6年9月28日(土曜日)7時30分~16時00分(会場により異なる)
※ 一部会場においては、前日訓練として、9月27日(金曜日)に本部設置・運営訓練を実施します。
令和6年9月27日(金曜日)11時00分に首都直下地震(東京湾北部地震)が発生。県内最大震度6強。
訓練会場 | 主な訓練項目 |
県危機管理防災センター | 災害対策本部、保健医療調整本部、DMAT調整本部、DPAT調整本部の設置運営訓練 |
首都直下地震の被災想定地域に所在する災害拠点病院 | DMAT活動拠点本部、DMAT病院支援指揮所の設置運営訓練、患者搬送訓練 |
航空自衛隊入間基地 | SCU*1の設置運営訓練、広域医療搬送訓練 |
・埼玉県
・災害拠点病院、災害時連携病院(病院名は別紙を御覧ください)
・埼玉県医師会、埼玉県歯科医師会、埼玉県看護協会、埼玉県助産師会、埼玉県薬剤師会、埼玉県透析医会、埼玉JRAT、埼玉県栄養士会、埼玉県社会福祉協議会
・日本赤十字社埼玉県支部
・自衛隊
・埼玉県警察
・埼玉県トラック協会、埼玉県バス協会、埼玉県医薬品卸業協会、日本産業・医療ガス協会関東地域本部、埼玉県医療機器販売業協会
・東京電力パワーグリッド株式会社
・朝日航洋株式会社
・株式会社スター交通
・その他一般病院や省庁等
・DMAT*2(県内:約200人、県外:約300人)
・埼玉地域DMAT*3(県内:約50人)
・DPAT*4(県内:約35人、県外:約20人)
・日本赤十字社医療チーム(県内:約15人)
(1)県危機管理防災センター
【訓練項目】災害対策本部、保健医療調整本部等設置運営訓練
【取材可能時間】9月28日(土曜日)9時00分~15時30分
【問い合わせ先】埼玉県保健医療部医療整備課 宮武・上野・根上
【電話番号】048-830-3643
(2)さいたま赤十字病院
【訓練項目】DMAT活動拠点本部設置運営訓練その他DMAT活動訓練
【取材可能時間】9月28日(土曜日)9時00分~15時30分
【問い合わせ先】総務課
【電話番号】048-852-1111(代表)
※ 取材を御希望の場合は前日までに御連絡ください。
・SCU(*1)
Staging Care Unit。航空機での搬送に際して患者の状態の安定化を図り、搬送を実施するための救護所として、航空搬送拠点に設置される臨時医療施設
・DMAT(*2)
災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)。災害の発生直後の急性期から活動を開始できる機動性を持った、専門的な研修・訓練を受けた医療チーム。DMAT1隊の構成は、医師1名、看護師2名、業務調整員1名の4名を基本とし、DMAT活動を指揮する本部や医療機関、災害現場等において、本部活動、患者搬送、情報収集・共有、診療等を行う。
・埼玉地域DMAT(*3)
災害の発生直後の急性期から埼玉県内で活動を開始できる機動性を持った、埼玉県独自の専門的な研修を受けた医療チーム。所属する病院における円滑な患者受入態勢の構築や、県内の災害現場等における医療活動等を行う。
・DPAT(*4)
災害派遣精神医療チーム(Disaster Psychiatric Assistance Team)。大規模災害後、被災地域に入り精神医療及び精神活動を支援する専門チーム。精神科医師をリーダーとした1チーム3~5名による編成で活動。
首都直下地震を想定した「大規模地震時医療活動訓練」を国と連携して実施 -埼玉県での実施は5年ぶり-(PDF:180KB)