埼玉県健康福祉セミナー

当セミナーは、健康医療福祉分野における最新の課題等について、関係機関や他職種との連携を図ることを目的に開催しています。

令和6年度　第1回家族のかたちを考える～地域に滲み出る家族の未来～（配信終了）

　今回のテーマは「家族」です。

　家族は、生活の大部分を過ごす場であり、誰もが安らぎや心地よさを感じられる居場所であるものとされてきました。

　おひとりさま世帯の増加や、人々のライフスタイルが変わることで、家族を持つこと/持てることが当たり前とされる風潮が薄れています。

　「家族のことは、家族の中で解決すべき」といった意識はいまだ社会的規範として残り、子育てや介護へのストレスが増大し、虐待や介護疲れなどが社会的課題として顕在化するなど、家族といるだけで無条件に幸せを感じられる時代は節目を迎えています。

　本セミナーは、健康医療福祉分野に従事する県・市町村職員等が、日常生活の基盤である「家族」という場を着眼点として、誰もが心地よく生きるためのヒントを学び、地域社会における行政の支援のあり方、他部局や多職種との連携について改めて考えることを目指します。

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研修概要

【オンデマンド配信】配信期間8月21日（水曜日）～9月18日（水曜日）

〇講演：家族のかたちを考える～地域社会に滲み出る家族の未来～

〇講師：筒井　淳也氏　（立命館大学産業社会学部・教授）

令和6年度第2回世界一幸福な国デンマークから学ぶ人生を200％楽しむ秘訣

　健康とは人生を豊かにするために必要な手段であり、そのためには一人ひとりが主体的に行動するだけでなく、その健康づくりを推進できる環境が整っていることが欠かせません。一方で、人口動態や経済成長の状況を踏まえると、我が国の保健医療福祉を取り巻く環境は厳しく、社会全体としても閉塞的な空気感が漂っています。

　あらゆる住民が安心して生き生きと生活できる社会の実現を目指すためには、行政はどのような価値観を取り入れ、施策に反映していけばよいのでしょうか。

　本セミナーでは、ビジネスやデジタル先進国として国際的評価を得ているデンマークに注目します。デンマーク人の生活感や働き方などからその価値観を学び、そのエッセンスをどのように地域社会に取り入れることができるか考えてみませんか。

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