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掲載日:2024年1月9日
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主にアジア、中南米やアフリカなど熱帯・亜熱帯に広くみられる。 年間1億~4億人が感染していると推定されている。
日本では、2014年8月に約70年ぶりに国内における感染事例が発生した。同年1年間の報告数は341例だった。
その後、国内で年間200例以上の報告があり、2019年に最大461例が報告された。
ウイルスを保有した蚊に吸血された際に感染する。
わが国では、ヒトスジシマカ(いわゆるヤブカ)が媒介する。
ヒト(患者)→蚊→ヒトの経路で感染し、ヒトからヒトの直接的な感染はない。
ヒトスジシマカ※ |
ネッタイシマカ※ |
※出典:国立感染症研究所
2~14日といわれており、多くは3~7日
突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹など。
感染しても発症する頻度は20~50%である。
予後は比較的良好だがまれに重症化することがある。
対症療法による治療(解熱鎮痛剤の使用や水分補給等)を行う。
有効な抗ウイルス薬はない。
蚊は、植木鉢の受け皿やプラスチック容器、廃タイヤなどに溜まった雨水など小さな水たまりで発生するので、日頃から住まいの周囲の清掃に心がける。
1週間に1度程度は、雨水が溜まった容器を逆さにするなど住まいの周囲の水たまりを無くすようにする。
出典:国立感染症研究所
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、長袖シャツ、長ズボンを着用し、裸足のサンダル履きを避け、できるだけ肌を露出しないようにする。
薄手の素材の衣服の上からや、足首、首筋などの小さな露出面でも刺されることがあるので、虫よけ剤などを使用する。
網戸や扉の開閉をできるだけ減らし、蚊取り線香等を昼間から使用するなど、できるだけ家の中への蚊の侵入を防ぐ。
もし、蚊が家の中に侵入した場合は、叩いたり、スプレータイプの殺虫剤などで直ちに駆除する。
蚊媒介の感染症に関することのお問い合わせ 保健医療部感染症対策課 感染症・新型インフルエンザ対策担当 電話:048-830-3557 |
蚊の防除に関することのお問い合わせ 保健医療部生活衛生課 環境衛生・ビル監視担当 電話:048-830-3606 |
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