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掲載日:2026年3月10日
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――音楽体験を通じて、若者支援の現場と地域をつなぐ取り組み
こどもや若者が日常生活の中で文化的な体験に触れる機会は、家庭環境や生活状況によって差が生じる場合があります。
地域の奉仕団体である「浦和北ロータリークラブ」は、こうした状況を踏まえ、楽器の寄贈や音楽活動の支援を通じて、こども・若者が音楽に触れる体験の場を提供する活動を行っています。
本事例は、ロータリークラブが、若者支援を行う認定NPO法人さいたまユースサポートネットと連携し、文化的な体験機会を地域の中で支える取り組みとして、2024年9月より実施されています。
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この取り組みのポイント (1)楽器寄贈と居場所運営を組み合わせた音楽体験の提供 (2)継続的な練習と演奏体験の機会の確保 |
| 取組名 | 音楽で未来を!~子ども若者たちに生きる力を |
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| 実施主体 | 浦和北ロータリークラブ |
| 主な活動地域 | さいたま市見沼区 |
| 開始時期 | 2024年9月 |
| 主な連携先 | 認定NPO法人さいたまユースサポートネット |
| 主な対象 | こども、若者、生活困窮者、外国人 |
| 公式情報 | 浦和北ロータリークラブ Webサイト(別ウィンドウで開きます) |
家庭の経済状況等により、こどもが文化的な体験に触れる機会に差が生じることが指摘されています。音楽や芸術に触れる体験についても、機会そのものが限られる場合があります。
こうした状況を踏まえ、浦和北ロータリークラブでは、社会奉仕活動の一環として、楽器の寄贈を起点とした音楽活動に取り組むこととしました。認定NPO法人さいたまユースサポートネットと連携し、若者支援の現場において、こどもや若者が音楽に触れる機会を提供することで、体験格差の解消と物事に挑戦するやりがいや楽しさを感じてもらう取り組みを行っています。
これまで楽器に触れる機会の少なかったこどもや若者が、実際に楽器を演奏し、音楽活動に参加する機会が生まれています。練習を重ねる過程で、「ドラムが一番楽しかった。ギターもやってみたい」「ピアノの弾き語りをできるようになりたい」「とても楽しかった」といった声が聞かれるなど、楽器や音楽への関心や意欲の広がりが見られました。
こうした練習の積み重ねを経て、2025年に開催された福祉農園での収穫祭では、本活動の中で練習を重ねた若者がステージに立ち、演奏を披露する機会がありました。
音楽プログラムはこどもや若者に人気があり、仲間づくりだけでなく、演奏指導を通した地域の大人との継続的な関わりは、生きづらさやさまざまな困難を抱える子どもや若者たちを支える大切な存在となっています。
本取り組みは、浦和北ロータリークラブと認定NPO法人さいたまユースサポートネットが連携して実施しています。
浦和北ロータリークラブは、楽器の寄贈や会員の関与を通じて音楽活動を支援し、認定NPO法人さいたまユースサポートネットは、日常的に若者が集う居場所を運営する立場として、活動の場と運営を担っています。
両者がそれぞれの役割を持って関わることで、若者支援の現場に音楽という文化的要素を継続的に組み込む体制が形成されています。
本取り組みは、楽器の寄贈と居場所での音楽活動を組み合わせることで、こども・若者が継続的に音楽に触れる体験機会を地域の中で確保する実践的な取り組みです。
奉仕団体と若者支援NPOが役割分担のもとで連携し、文化的体験を居場所の活動に組み込む構造は、他地域における体験機会創出の参考となります。
活動風景写真

